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【京都市下京区】昭和レトロな雰囲気漂う京都駅西の七条通には美味しいものがいっぱい 薄皮の天ぷらが絶品

HOTSUU地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 JR京都駅を降りて上がって行くと、東本願寺に至ります。2023年2月6日、七条通を西に歩いてみました。

 新町通の角には、京都では有名なレトロ建築のひとつ、「富士ラビット」として知られた建物があります。T型フォードの輸入代理店で自動車の販売を営んでいた日光社の旧社屋として、登録有形文化財に指定されている、1925(大正14)年頃の建築です。現在は、なか卯七条新町店となっています。

 その斜め向かいには、結婚式場として利用されている「ヴォヤージュ ドゥ ルミエール 京都七条迎賓館」があります。こちらは、1928年旧鴻池銀行七条支店とし竣工された建築です。昭和初期のモダニズムを感じさせる建築様式です。

 ランチはどこで食べようと思いながら歩いていると、「天ぷらとワイン小島 京都店」の目立つ看板を発見しました。てんぷらとワインって合うのかなと思いながら店内へ。カウンター席にテーブル席も多く、お一人様でもグループでも使えそうです。

 一番高いランチでも穴子天定食が890円(税込み)とリーズナブル。白ワインと一緒に注文しました。昼呑みもできて、ソムリエ厳選のワインが気軽に楽しめます。前半がちくわ、蓮根、なす、さつま芋などの新鮮な野菜天ぷら、後半が、海老、半熟卵、穴子天と揚げたてを食べさせてくれます。

 この天ぷらが薄皮で上品過ぎるほどに綺麗に揚がっていて、おなかにもたれないし、うんま~。これならワインとも良く合いますね!

 たっぷりといくらが載った看板娘と言われる「海苔いくらカナッペ」 や雲丹、フォアグラと合わせた創作天ぷらも人気です。

 同店の高田幸輔店長によると、「2015年に名古屋で開業し、瞬く間に人気店になった小島のフランチャイズ店ですが、京都らしいオリジナルの旬の食材の提供や油やその美味しく揚げる技術にこだわり抜いています」とのことで、なるほど納得の美味しさです。

 2Fには、同系列になる「saredoフレンチトーストかふぇ きわみ」があります。こちらも興味津々、今度行ってみよ! みなさんもぜひどうぞ!

天ぷらとワイン小島 京都店 京都市下京区七条通油小路東入大黒町234 075-741-7113

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

 「YAHOO!ニュース ベストエキスパート2024 地域クリエーター部門 特別賞」を受賞 京都をこよなく愛する地域ニュースサイト号外NETの京都市担当タウンクライヤ―です。四国から大阪の元地方紙記者。観光ガイドをしながら京都時空観光案内2024(観光ガイドのための京都案内マニュアル)全19巻や「やさぐれ坊主京を創る 前田玄以の生涯」(京都文学賞一次審査通過)はじめ、京都を題材にした小説なども執筆しています。

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