旨味溢れる “油そば” をカップ麺に再現?「東京油組総本店 油そば」をレビュー
「東京油組総本店 油そば」を食べてみました。(2023年6月27日発売・日清食品)
この商品は、東京を中心に店舗展開する“油そば”専門店“東京油組総本店”の看板メニューを同店監修によってカップ麺に再現したもので、ポークを利かせた濃厚な醤油ダレに酸味と辛みをバランス良く利かせ、さらに別添されている“たまごタレ”を加えることによってまろやかな味わいが際立ち、そこにもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備えた本格感のあるノンフライ麺が絶妙にマッチした名店の一杯、“東京油組総本店 油そば”となっております。
では、今回の“東京油組総本店 油そば”がどれほど濃厚な醤油ダレを再現しているのか?ほんのり利かせた酸味や辛み、もっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ本格感のあるノンフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(155g)当たり633kcal。
食塩相当量は5.7gです。
次に原材料を見てみると、ポークをベースに“油そば”らしい濃厚こってりな醤油ダレに仕上がり、相性抜群な酸味と辛みをほどよく利かせた後味の良い味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、特製液体だれ、かやく、きざみのり&ごま、たまごタレといった4つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:440ml)
そして出来上がりにしっかりと湯切りをして“特製液体だれ”を加えてよくかき混ぜ、たまごタレ・“きざみのり&ごま”を添えたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、ポークの旨味・脂をしっかりと利かせた濃厚な醤油ダレに仕上がり、ほどよい酸味と辛みを加えたことでちょうど良いアクセントとなり、臨場感の高い“油そば”がじっくりと楽しめる一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、もっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、お店さながらの食感が心地良く、力強くガシッとした仕様となっており、ポークの旨味をしっかりと利かせたキレ・後味の良い濃厚な醤油ダレがよく絡み、一口ずつにコク深いポークの旨味や醤油本来の旨味などが口いっぱいに広がっていき、醤油の芳醇な風味や“ごま”の香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの味付豚肉以外に“ねぎ”・味付メンマ・ごま・“のり”が使用されていて、特に味付豚肉はほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出す仕上がりとなっていたため、単品で楽しむというよりも、まずは全体をしっかりと混ぜながら食べ進め、後ほどもっちりとした太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
タレは、ポークの旨味をベースにほんのりと酸味や辛みを利かせた濃厚な醤油ダレを表現、ツヤのある脂・油分がしっかりとコーティングされているにも関わらず思いのほかギトギト感といった感じもなく、コクを引き立てるバランスの良い仕上がりとなっています。
ということで今回“東京油組総本店 油そば”を食べてみて、ポークの旨味をベースにほんのりと酸味や辛みを加えたことによってちょうど良いメリハリが付き、“油そば”特有の脂っこくもキリッとしたバランスの良い醤油ダレを再現、さらに別添されている“たまごタレ”を加えることでコク深さやまろやかさが増し、そこにもっちりとした弾力とほどよいコシを併せ持つ太めのノンフライ麺が食欲をガツンと満たす最後まで飽きの来ない仕上がりとなっていました。
また、“油そば”はそもそもラー油や“お酢”が相性抜群ですから、お好みで色々と味変が楽しめるのも醍醐味とも言えるため、ぜひそういったアレンジも楽しんでみると良いでしょう。個人的には“おろしにんにく”や唐辛子、マヨネーズなんかもおすすめで濃厚な醤油ダレに色々と加えてみると、より一層やみつきになる美味しさが堪能できるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「東京油組総本店」監修カップ麺 “油そば” 酸味や辛みを利かせた醤油ダレが美味い濃厚な一杯