【泉南市】やさしすぎるパン屋さん?安心安全な無添加生地「町のパン工房 こばぱん」やさしさの秘密とは?
*2022年7月9日に閉店されました。
2020年7月、泉南市樽井にオープンした
「町のパン工房 こばぱん」。
国道旧26号線鳴滝西交差点(スーパーエバグリーン南東角)を山側に150mほど行ったところにあるオレンジのテントが目印のお店です。(某有名とんかつ屋の跡地)
店主の8歳の息子さんがアレルギーだったことをきっかけに、安心、安全な無添加生地のパンを地域の方々に届けたいという想いからお店はスタートしました。
店名の由来は店主の苗字が前木場(まえこば)さんで、あだ名が“こばちゃん”だったこと。子供たちに親しみをもって呼んでもらいたくてひらがなで“こばぱん”にしたそう。
店内に入ってまず目に留まったのが子供専用のトングとカゴ。
この辺りでは子供専用はあまり見かけたことがありません。(動物柄のトングがかわいいですね)こちらのお店では小さなお子さんも自分でパンを選び、トングでカゴに入れることが出来るそうです。“自分で出来る”って子供にはうれしいですよね!
ベンチにちょっとした荷物が置けるのもうれしいですね。ご年配の方が休憩されている姿もお見かけしました。
そして、見てください!
トレーの置台があるんです!(店内に3か所設置)
小さな赤ちゃん連れのお母さんのパン屋さんでの最大の悩み。それは抱っこして、トレーを持って、トングでパンを乗せる一連の作業。トレーが置けたら赤ちゃんを抱っこしながらゆっくり好きなパンを選べそうですね。
ここで“店主おススメの人気パン ベスト3”を教えてもらいました。
第3位 あん塩ぱん 183円(税込)
甘さひかえめな、なめらかなこしあんとヒマラヤピンク岩塩の塩気が絶妙にマッチ。“あまじょっぱい”系が好きな方にはたまりません。ご年配の方にも人気です。
第2位 クリームパン 172円(税込)
お客様人気は4位ですが、店主は強くおススメされていました!真心のこもった甘さひかえめな自家製クリームは完全無添加。まるで手作りプリンのようなほろほろとしたクリームでとにかくたまごの香りがすごいんです!冷やして食べると不思議な触感がやみつきになるそうですよ!
第1位 カレーパン 280円(税込)
取材時はのこりあとわずかでした。(安心してください。1日数回に分けて焼かれています。)
焼きあがるとすぐに売れてしまうとのこと。この日は他のお客様に申し訳ないのでひとつだけ焼きたてを買って帰ることにしました。
大きな牛肉がごろっと入っているのが見えますか?揚げたての薄いサクサクした生地に辛さひかえめなルーは子供でも食べやすい味。カレーパンを食べていると言うより、“カレー味の牛肉”がごろっと入った揚げパンを食べているような感じ。お腹も大満足です。
ここで個人的にわたしのおススメするパンを紹介します♪
じゃん! おにぎりぱん!これ、可愛すぎると思いませんか?
どこから見てもおにぎりです 笑。 でもパンです。
パン屋のおにぎり(きんぴら) 185円(税込)
この日は取材の後、おにぎりパンを持って主人とハイキングに出かけました。春のお出かけシーズンにサッと食べることが出来て、腹持ちのよさそうなパンは重宝しますよね。中の具材は季節にあわせていろいろ変わるそうです。
子供用のパンもおススメ!
罪悪感のない大きさは大人のおやつにもいいですよ 笑
この日はちゃっかり“おうち用”も買いました。
今回の取材で何種類かのパンを食しましたが、共通して言えることは生地自体が美味しいと言うこと。国産小麦100パーセントと生イーストを使用した無添加生地は小麦本来の風味をしっかりと出しつつ、それぞれのパンの個性をちゃんと引き立ててくれています。どの時間帯でも焼きたてを味わってもらえるようにと一度に焼くパンの種類は3~6つほど。
人気パンの焼きあがり時間は店内の壁(工房側)に掲示されていますので次回購入時の参考にしましょう。
焼き上がり時間はあくまでも目安なのでご注意を。現在おひとりで営業されているため(ご主人はバックヤードでご活躍中)、パンの数が少ない時間帯やお待たせしてしまうこともあるとのこと。
お気に入りのパンはアプリからも予約が出来るので、利用してみてはいかが?(詳細は下記ホームページ参照)
「町のパン工房 こばぱん」のやさしさは十分に伝わりましたか?
さらにレジ横のQRコードにアプリをかざすと、入店ごとに10ポイント進呈され(パンひとつの購入でも)、ポイント数に応じてプレゼントや割引があり、クーポンもゲット出来ます。どれだけやさしいのでしょう。
「おしゃれなパン屋さんってアルファベットの店名が多いんですよね。子供が読めないじゃないですか。小さな子供にこばぱん、こばぱんって呼んでもらいたいんです。」と店主の前木場さんはやさしい笑顔で話してくださいました。
人とからだにどこまでもやさしい「町のパン工房 こばぱん」へ
日々のパンを買いに出かけませんか?