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夏は太りやすい?知られていない夏太りの本当の原因とダイエット・予防のためにできること!

お天気ママ料理研究家&気象予報士

こんにちは。気象予報士&食養生研究家のお天気ママです。
体重の増加が気になる夏。夏太りの原因は、アイスクリームやビールだけではありません。そこで今回は、夏太りの原因3つと対策を紹介します。

原因①:夏は基礎代謝が低くて太りやすい

基礎代謝とは、体温維持や心臓・呼吸など、生命維持に使用されるエネルギーのことです。基礎代謝は季節変動があることがわかっています。

夏は気温が高く積極的に熱を作る必要がないことや、暑さにより活動が制限されるため、基礎代謝が低い傾向があります。季節差は、活動量の多い男性で5~7%くらいと言われています。

30~40代男性の基礎代謝は、1,530Kcalなので、夏はおよそ80Kcalくらい低くなっています。普段通り食べているとすると、毎日80kcal分が余剰になっている計算になります。この基礎代謝の低下が夏太りの1つの原因だったんです。

原因②:夏の嗜好品のカロリー

アイスクリームやビールなど、冷たいものを食べる機会が多いことも夏太りの原因です。

例えば、市販の高級カップのバニラアイスのカロリーは1人分250Kcal前後です。これを30日続けて食べると7,500Kcalになります。これは1キログラムの脂肪を燃焼するのに必要な7,200Kcalを優に超えています。

この夏の嗜好品のカロリーの日々の積み重ねが、夏太りの原因の1つになっています。

原因③:冷房の使用で食欲が落ちない

少し前まで、夏と言えば酢の物やそうめん・蕎麦など、さっぱりしたカロリーの低い食事が定番でした。暑さから食欲が低下していたんですね。

近年の暑さは適切な冷房の使用は必須ですが、場所によっては肌寒いくらい冷房が効いているところもあります。このため夏でも食欲が落ちず、グラタンやビーフシチューなど、いわゆる秋冬むきの高カロリーなメニューも美味しく食べられてしまいます。

また食の欧米化も重なって、夏でも高カロリーな食事を食べることが夏太りの原因の1つです。

夏太りの予防のためにできること3つ

①基礎代謝をあげる
基礎代謝は、筋肉量が多いほど高まるので、空いている時間を利用してスクワットや腕立てなど筋肉運動をしましょう。活動量を増やすことも基礎代謝を高めるので、朝晩の涼しい時間帯を利用してウォーキングなどをするのもおすすめです。

②嗜好品の量を調整する
アイスクリームを食べる場合は、「1カップを4日に分けて食べる」「アイスクリームを氷タイプにする」など気を付けるだけで、摂取カロリーを1/4に減らすことができます。ビールの場合も、糖質の低いものを選んで小さいサイズにすると摂取カロリーを減らすことができますよ。

③夏の食事を意識する
グラタンなどの秋冬むきの食事はたまにのお楽しみにして、冷やし中華や酢の物など夏向きのメニューを中心にするのがおすすめです。摂取カロリーを抑えられ、消化にも良いので、胃もたれなども防げますよ。

まとめ

今回は、夏太りの原因と予防のための対策を紹介しました。少しずつの心がけが、夏の終わりの体重に反映します。夏を楽しみつつ、夏太りを予防してくださいね。

料理研究家&気象予報士

せっかちな性格と気象・薬膳の知識を生かして、時短簡単で体にいいレシピや裏ワザを紹介しています。 現在、2児の子育て中の有職主婦。 すぐに作れる副菜や簡単すぎる麺類の料理が得意です。 熱中症予防・夏バテ予防、冷え性の改善、花粉症の軽減など、 季節病・気象病のレシピも随時紹介しています。 ■有資格 気象予報士 健康気象アドバイザー 国際中医薬膳師 食生活指導士®2級

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