今年の30本塁打デュオのうち、来年もチームメイトは大谷&テオ以外に何組!? ジャッジ&ソトは解散
大谷翔平とテオスカー・ヘルナンデスは、2024年にロサンゼルス・ドジャースで30本塁打デュオを結成した。2人とも、ドジャース1年目に自己最多を塗り替え、大谷が54本塁打、テオは33本塁打を記録した。
彼らは、来シーズンも、チームメイトだ。昨オフ、大谷は、10年7億ドル(2024~33年)の契約でドジャースに入団した。1年2350万ドルの契約を終えたテオは、FA市場に出たが、ドジャースと3年6600万ドル(2025~27年)の再契約を交わした。
2024年に同じチームでそれぞれ30本塁打以上の2人は、大谷とテオを含め、7組を数えた(3人以上は皆無)。あとの6組は、ニューヨーク・ヤンキースで58本塁打のアーロン・ジャッジと41本塁打のホアン・ソト、ボルティモア・オリオールズで44本塁打のアンソニー・サンタンデアと37本塁打のガナー・ヘンダーソン、ニューヨーク・メッツで34本塁打のピート・アロンゾと33本塁打のフランシスコ・リンドーア、クリーブランド・ガーディアンズで39本塁打のホゼ・ラミレスと31本塁打のジョシュ・ネイラー、フィラデルフィア・フィリーズで38本塁打のカイル・シュワーバーと30本塁打のブライス・ハーパー、アリゾナ・ダイヤモンドバックスで36本塁打のケテル・マーテイと30本塁打のエウヘニオ・スアレスだ。
フィリーズのシュワーバーとハーパー、ダイヤモンドバックスのマーテイとスアレスは、ドジャースの大谷とテオと同じく、来シーズンもチームメイトとしてプレーする。
フィリーズの2人は、それぞれ、4年7900万ドル(2022~25年)と13年3億3000万ドル(2019~31年)の契約を交わしている。ダイヤモンドバックスの2人のうち、マーテイは、来シーズンが5年7600万ドル(2023~27年)の契約3年目だ。スアレスは、2024年が7年6600万ドル(2018~24年)の最終年だったが、この契約についていた年俸1500万ドルの球団オプションを行使された。
一方、ヤンキースの40本塁打デュオとガーディアンズの30本塁打デュオは、解散した。ヤンキースからFAになったソトは、同じニューヨークのメッツへ。15年7億6500万ドル(2025~39年)の契約で迎えられた。ネイラーは、トレードにより、ガーディアンズからダイヤモンドバックスへ移籍した。ちなみに、弟のボーは、ガーディアンズに残っている。
オリオールズの30本塁打デュオも、解散は間違いなさそうだ。オリオールズは、ボストン・レッドソックスで31本塁打のタイラー・オニールと3年4950万ドル(2025~27年)の契約を交わした。サンタンデアとオニールは、ともに外野のコーナーを守る。
オリオールズと同様に、メッツの30本塁打デュオも、その一方がFAとなっている。ただ、アロンゾの場合、メッツに戻るのか、他球団へ移るのかは、まだわからない。今のところは、再契約の可能性が高そうだ。
アロンゾの状況については、こちらで書いた。