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お子さんの収納スペース迷子の方に試して欲しい3つのこと

麻里恵整理収納アドバイザー

新しい環境がスタートし、まもなく1ヶ月が経ちます。お子さんは新しい生活リズムに慣れてきましたか?新しい環境にすぐ慣れて毎日を楽しんでいるお子さんもいれば、まだまだ新しい生活に慣れず緊張をしているお子さんもいると思います。この時期は特にお子さんを心身ともに支えてあげたいですよね。「支えてあげる」その中には整理収納でお子さんが準備しやすい環境に整えてあげることも大切だと思います。朝、「早く準備しなさい!」と、イライラしながらお見送りをするより、お子さんが一人で準備をしてくれたら、自分自身も気持ちにゆとりができ「一人で出来てすごいね!」と笑顔でお見送りしてあげた方が、お子さん自身も、より一層達成感が出てくれますよね。

そこで今回は自分自身もお子さんにも気持ちににゆとりができる朝にする為の、お支度スペースのポイントをご紹介します。

1.「1セット」にして一箇所収納

例えば、ハンカチ、ティッシュを収納するスペース。ハンカチのゾーン、ティッシュのゾーンと分けていませんか?実はこれ少し取りにくくなってしまう収納なんです。ハンカチ、ティッシュの収納は使う分を1セットにして手前に収納する。そうすると引き出しを少ししか開けずに取り出すことができ、一目でどれを持ち出せばいいかがわかります。

ティッシュゾーン、ハンカチゾーンと分けていると実はちょっぴり取り出しづらいことが・・・
ティッシュゾーン、ハンカチゾーンと分けていると実はちょっぴり取り出しづらいことが・・・

使うものを1セットにしておくと一掴みで取り出せます
使うものを1セットにしておくと一掴みで取り出せます

2.アクション数を少なくすることを意識

アクション数(物を取り出すまでに行う動作)を少なくすることも、とても重要なんです。

①扉を開ける②引き出しを開ける③引き出しの中の箱を開ける。そして、物を取り出す。

この流れで言うと、アクション数は3回です。このアクション数を①扉を開けたらすぐ取り出せる。またはそのまま取り出せる。と言うようにするだけで取り出しやすさが格段に上がります。

アクション数を考え扉も引き出しもつけずそのまま取り出せる収納へ
アクション数を考え扉も引き出しもつけずそのまま取り出せる収納へ

3.動線を意識した収納

お部屋を客観視した時に、どこに何を出しっぱなしにしていることが多いですか?例えばランドセルの近くに帽子やアウターを収納、図書の本の側に図書バッグを収納のように、そのものを使う場所の近くに収納場所を作ると出しやすく、片付けやすくなります。

例えば、アウターは玄関にかける収納にしているけれど、ランドセルはリビングの棚に収納する場合、アウターを脱ぐにはランドセルを下ろさなくてはいけないのでアウターをかける際に下ろしたランドセルはそのまま玄関に出しっぱなしになることが多いんです。

ランドセルのすぐそばにアウターや帽子をかけるスペースを設けました
ランドセルのすぐそばにアウターや帽子をかけるスペースを設けました

このように、ちょっとしたポイントを意識するだけでも準備が格段に楽になります。取り出しやすいと言うことは、片付けもしやすくなるのです。新生活が始まりまもなく1ヶ月。まだ、収納スペースがうまくいっていない!と言う方はぜひ試してみてくださいね。

整理収納アドバイザー

三姉妹を育てる元お片付け苦手ママ。⁡子育てに家事に忙しいママ達の救世主となるべく「マネするだけで暮らしやすくなる!」をテーマに発信していきます!

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