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【京都市山科区】薬大前の「つけ麺 夢人」のこだわりの詰まった自家製つけ麺がおいしすぎる!

苑麻地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

つけ麺 夢人(つけめん ゆめんちゅ)は、山科で10年以上営業されているつけ麺専門店で、店主のこだわりが詰まったつけ麺にリピーターも多いお店です。

お店の暖簾にある「小麦の衝撃」という言葉からもわかるように、麺は自家製麺で数がたくさん作れないということで、麺の売り切れで閉店されることもあります。

筆者も知人から「つけ麺が好きならば、絶対に行ってみて」とおすすめされて、うかがってきました。

お店はカウンター席のほかに奥に4人掛けのテーブル席もあります。お店の駐車場はないですが、お店の前に京都市のパーキングチケット式の駐車場があります。

お店は券売機制で、現金のみになります。券売機にメニューの特徴がかかれていますが、メインのつけ麺は「つけ麺」・「焦がしつけ麺」・「魚介坦々つけ麺」の3種類のみ。トッピングなどが豊富にあるのですが、特に炙りチャーシュー丼はがっつり食べたい方に人気なのだそうです。

つけ麺で一番人気の焦がしつけ麺を注文しました。見た目も美しいのですが、つけ麺のスープがびっくりするくらい熱々なので、猫舌の方は注意です。1口目は普通の熱々ラーメンを食べたくらいの熱さで、「つけ麺=生ぬるい」の常識がひっくり返りました。

大きなチャーシューは口に含むととろけるように柔らかく、中まで味のしみた味玉も黄身のねっとりとした舌触りでとてもおいしいのですが、それ以上に驚くのが麺のおいしさです。中太麺に胚芽が入っているのはわかるのですが、店長さん曰く「小麦粉をブレンドして製麺しています」とのことです。

つけ麺のスープは魚介豚骨系ですが、魚介と豚骨のバランスがすばらしく、うまみやコクはあるのに後味が重くなく、箸が止まらなくなる美味しさです。つけ麺のスープは途中で温めなおしもしてもらえますので、最後まで熱々で食べられます。

麺を食べ終わった後のお楽しみがこちらのスープ割りです。好みの濃さまで薄めて飲むスープは絶品です。ちなみにスープ割りではなく、白飯を入れて食べる方もいらっしゃるそうです。

実は筆者はつけ麺のスタンダードの「冷盛り」が苦手で、あまりつけ麺は食べないのですが、夢人のつけ麺はおいしすぎてあっという間に完食してしまいました。

「海苔以外はすべて自家製で、スープも作った後寝かしたりするので(完成まで)3日以上かかる」と、店長さんがつけ麺に対する熱意を語られたのも納得の味わいでした。

1時間以上店長さんのお話をうかがったのですが、美味しさの秘密の一部や「一番人気は焦がしつけ麺なのですが、実はイチオシは魚介坦々つけ麺」と教えてくださったりと、とても気さくで優しい方でした。

麺が売切れ次第閉店されるので、早めの時間に行かれるのがおすすめですよ。

【店舗情報】

つけ麺 夢人(つけめん ゆめんちゅ)

〒607-8414 京都府京都市山科区御陵中内町38-14

営業時間:11:30~14:30・18:00~21:00

定休日:水曜日・日曜の夜

X(旧Twitter):@yu_men_chu

Instagram:@tsukemen_yumenchu

地域ニュースサイト号外NETライター(京都市)

地域ニュースサイト号外NETで京都市山科区・東山区のライターをしています。過去6回の引っ越しもすべて京都市内という、京都LOVERな京都生まれの京都育ち。元不動産営業&ライターという地理勘と経歴を生かし、「観光地としての京都」・「地元民から見た京都」のメジャー&ニッチな情報の発信を目指しています。「古き良き祇園」・「フォトジェニックな旬なスポット」・「日常の地元情報」と、さまざまな山科区・東山区のトレンド情報をお届けしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

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