「もうちょっとまともな将棋を指せるようにやっていきたい」王将戦第2局後、渡辺明王将(37)コメント
渡辺明王将「やっぱり△8八歩(1日目午後、藤井挑戦者が2時間28分の長考で指した52手目)のところで、▲同金と取ったのがちょっとまずかったかもしれない・・・と。やってるときはまあ▲同金でしょうがないかなと思ってたんですけど、進んでみたらちょっとそこを過ぎてからダメしてしまっているような気はしました。(手抜きで△8九歩成と桂を取らせる方がよかった?)なんかそういう変化をやっていかないといけなかったかな、ということはあとで思ったんですけど、はい。封じ手(58手目△3五銀)のあとはだいたいこんな感じかな、と思ってた手順だったんで。まあでもそうですね。(80手目)△9七龍から△6七香で。もうちょっとアヤはあるかなと思ってたんですが、全然ダメだったんで。まあやっぱり、そうですね、△8八歩のところまでさかのぼっちゃうかな、っていう感じで思っていました。(第3局に向けて)本局はあまり内容が、ちょっとよくなかったんで。もうちょっとまともな将棋を指せるようにやっていきたいと思います」