ブロッコリーのつぼみが「黄色」or「紫色」、どっちの鮮度が良いの?元スーパーの店員が解説!
こんにちは、スーパーの青果担当だった「ぱるとよ」です。ブロッコリーは手軽に調理できる便利な野菜ですよね。
通常は「緑色」のブロッコリーのつぼみですが、スーパーの店頭には「黄色」や「紫色」のものも混じっていることがあります。つぼみの色によって品質が変わることをご存じでしょうか。
今回は、ブロッコリーのつぼみが「黄色」と「紫色」の違いについてお伝えします。
つぼみが黄色のブロッコリー
ブロッコリーのつぼみが黄色い場合、それは鮮度が落ちているサインです。
時間が経過するにつれ、緑色のブロッコリーはつぼみが黄色に変色してきます。スーパーや青果店で黄色いブロッコリーを見つけたら、購入を避けるのが賢明です。
ただし、家庭で保存していたブロッコリーが黄色くなった場合は、食べられる条件(異臭や異常な柔らかさがないこと)を確認してから、早めに食べることをおすすめします。
つぼみが紫色のブロッコリー
紫色に変わったブロッコリーは、寒さにさらされた証拠であり、実は鮮度がいい状態です。
ブロッコリーは寒い環境に適応するために糖分を生成し、凍結を防ぐためにアントシアニンという紫色の天然色素を生産します。
このため、紫色に変わったブロッコリーは鮮度が良い状態のものが多いです。
購入の際のポイント
ブロッコリーを選ぶ際は、紫色のブロッコリーを選ぶことをおすすめします。
紫色はブロッコリーが寒さに対応している証拠であり、鮮度も保たれていることが多いです。スーパーや青果店でブロッコリーを選ぶ際は、色の違いに注意してくださいね。
まとめ
- 黄色いブロッコリーは鮮度が落ちている。
- 紫色のブロッコリーは寒さによる天然のアントシアニンのため、鮮度が良い。
- ブロッコリーを選ぶ際は紫色を選ぶのが良い。
ブロッコリーの色にはこのような意味があるので、購入する際にはぜひ参考にしてくださいね。
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