こんにちは、掃除研究家のおそうじペコです。

ダイソーでは様々なタイプのおそうじクロスが陳列されています。「〇〇用」と用途が記載されている商品も多いのですが、特徴を活かせば別の場所でも役立つアイテムがあります。今日はその中でも窓ガラス・鏡用の「窓ガラスおそうじクロス」がキッチン・水まわりで大活躍する理由と上手な使い方をご紹介します。

◆窓ふきだけではもったいない、キッチン掃除に便利な理由

2枚入セットの窓ガラスおそうじクロス（正式には「窓ガラス・鏡おそうじクロス」の商品名で販売されています）は、窓に拭き跡や繊維が残らないようマイクロファイバー繊維が隙間なく織り込まれているため、めずらしい毛羽のないタイプです。薄くて力を込めやすいこのクロスを使えばキッチン掃除を効率よく綺麗に仕上げることができます。

窓ガラスおそうじクロスがキッチン掃除に活躍する理由

特徴的な表面の質感は、繊維が織り込まれ一枚の布のようにつるっとしています。シンク掃除で重曹やクレンザーを使う時に、スポンジやブラシだと繊維の間に入り込んでしまいますが、密度の高い窓ガラスおそうじクロスなら粒子をしっかりとらえ「面の力」で汚れを効率よくこすり落とせます。

シンク用スポンジと窓ガラスおそうじクロスの表面に重曹をつけた拡大画像です。スポンジは重曹の粒子がまだらになり奥まで入り込んでいますが、窓ガラスおそうじクロスには表面にしっかり重曹が密着していることがわかります。

水栓の裏側や排水口のパーツなどスポンジでは届きにくい細かい部分も、布の形状なので拭き掃除のように洗うことができます。

速乾性があるマイクロファイバー繊維を使用しているので、水洗い後に強めに絞るだけですぐに乾きます。掃除後の水気を拭き取ったり、仕上げ拭きまで1枚でできます。
洗ってもすぐに乾くということは雑菌の繁殖もしにくいので、キッチン掃除に安心して使用できます。

◆しっかり磨く！窓ガラスおそうじクロスを使ったお掃除方法

シンク掃除を実例に窓ガラスおそうじクロスの特徴を活かしたお掃除方法とコツをご紹介します。

①シンクに重曹をふりかける

窓ガラスおそうじクロスの表面の形状を活かすために液体洗剤よりも重曹やクレンザータイプの洗剤を使ったお掃除がおすすめです。汚れに粒子を密着させ、マイクロファイバー繊維の面の力で汚れを掻き出すことができます。

②指を入れてしっかりこする

湿らせた窓ガラスおそうじクロスに指をそえ、重曹をつけながらシンク全体を磨きます。傷がつかないようシンクの目に添って一定方向に磨くようにします。薄く指先の力がしっかり入るので、こびりついた汚れも上手に落とすことができます。

水栓や排水口のパーツ類など凸凹した形状のものでも、しっかりつかみ拭き掃除をするように汚れ落としができます。

③仕上げ拭きをする

洗剤成分をしっかり洗い流したら、洗ってよく絞った窓ガラスおそうじクロスで全体の仕上げ拭きをします。最初に水気を拭き取り、再度しっかり絞り上げて乾拭きをするように拭き上げるとピカピカのシンクになります。吸水性もあるのに早く乾くので仕上げ拭きまで一枚で完了できます。

◆他にも・・いろいろな場所で大活躍！

シンク以外にもキッチンや水回りのお掃除にこのクロスを使うと、汚れ落としが簡単になります。

電子レンジの汚れ

水を入れたボウルを2分ほど加熱して蒸気を庫内全体に行き渡らせたら、洗剤を含ませた窓ガラスおそうじクロスを使って拭き掃除をします。飛び散った食品カスや油汚れもスッキリ落ちます。

こびりついたコゲつき汚れも上手に落ちました。

コンロのトッププレート

コンロのガラストッププレートの汚れもシンクと同じように、濡らした状態で重曹をつけてこするとこびりついた汚れやベトベトした汚れを上手に落とすことができます。洗い流せないトッププレートの洗剤成分も、仕上げ拭きまでおまかせです。

洗面ボウル

皮脂汚れや洗顔料がこびりつきやすい洗面ボウルのお掃除にも便利です。窓ガラスおそうじクロスでクルクルと円を描くように磨くだけで汚れが落ちます。
また、吸水性と速乾性もあるので洗面周りの水気とりや鏡の拭き掃除にも最適です。

◆嬉しい2枚入り、ガンガン洗ってもほつれにくい

これだけ使いやすいのに110円（税込）で2枚セットになっているのも高ポイントです。色違いなので1枚は窓ガラス・2枚目は普通の掃除に、または1枚は洗面所・2枚目はキッチンと場所別に使い分けることができます。縁取りもしっかりしているので洗って繰り返し使用してもヘタりにくく耐久性も高いです。平面をこすってキュキュっという引っかかる感覚がなくなってきたら新しいものに取り換えるサインです。指の力で汚れを落とす感覚を楽しんでお掃除してみてくださいね！