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【日光市】全部食べても千円以下!日光ゆば老舗でイートイン、新商品・生ゆば入り豆乳パンナコッタも!

フルリーナYocトラベル・グルメライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市)

日光ゆばの老舗「日光湯波 ふじや」。その老舗の味を気軽に店内のイートインスペースや食べ歩きで楽しめるようになりました。生ゆばの刺身や揚巻ゆばの含めをこんな風にお安く気軽に味わえるお店、待っていたんです~! それをまさか老舗の「ふじや」がやってくれるとはびっくり!新商品の「生ゆば入り豆乳パンナコッタ」もメチャ旨です。

老舗「日光湯波 ふじや」と日光湯波

創業明治元年「日光湯波 ふじや」は、昨年2023年春、日光門前整備に伴い新店舗をオープン。今までの伝統を引き継ぐ王道の湯波と共に、湯波の新しい魅力・可能性を引き出す商品も次々と生み出しています。

「ゆば」は古来、中国より禅僧によって京都に伝えられました。その後、「ゆば」奈良・平安時代に修験道の山伏たちや旅の僧によって日光へと伝わり、滋養豊かな「ゆば」は、山伏や僧侶たちにとって欠かせない食べ物となっていきます。さらに「ゆば」は寺社への供え物や、精進料理や懐石料理の食材として、日光市内のホテルや飲食店で用いられ、様々に工夫され進化してきました。

京都の湯葉は料理のわき役として使われることが多いため一枚で引き上げますが、日光の湯波は主に料理の主役として使われ、ボリュームがでる二重で引き上げます。クリーミーな生ゆばや、出汁をしっかりと含んた湯波の含め煮は、日光湯波ならではの美味しさ。

ゆばの刺身からスイーツまで気軽に楽しめる4つの味!

その歴史ある老舗の「日光湯波」を、イートインや食べ歩きで楽しめるなんて幸せすぎます。しかも全部食べても千円以下! さっそく、全部食べてみることに。

まずは、私の大好きな「串ゆば」から。甘みそを包んであげた串ゆばはパリパリの食感。これが甘みそとよく合うんです! 箱買いすると止まらなくなっちゃうキケンな湯波スナック(笑)。

こちらは今年の春に登場した「ふじや」の若旦那さんご兄弟で開発した ゆばスイーツ「生ゆば入り豆乳パンナコッタ」。マンゴーソースと黒蜜を選べます。

わたしはマンゴーをチョイス。コクのある豆乳を優しい甘さに味付けし、濃厚なマンゴーソースと合わせています。パンナコッタの中には、ふじや自慢の生ゆばも入っているんですよ。プルプルとろ~りとしたの食感にも、お味にも大感激。このお値段だと、日光に行くたびにフラ~っと寄ってしまいそうです。

そして日光湯波といえばコレ!揚巻ゆばの含め煮。巻いた湯波と湯波の間に出汁がしっかり絡んだ含め煮は、優しくも深みのある美味しさ。

そして! 高級品の生ゆばの刺身も250円! 薬味を「しょうが・ゆず・わさび」から選べるのも嬉しいところ。この日、筆者は「ゆず」をチョイス。筆者は生ゆばはいつもわさびで食べているのですが、ゆずの薬味も生ゆばによく合います。 3種食べ比べもしてみたい!

お店の一角には小さなイートインスペースもあり、お店に座って楽しむことも、食べ歩きで楽しむこともできます。

その他にも、日光郷土センター・mekke(メッケ)・ふじや・地域活性化団体「NiT」が共同開発した「日光 贅沢ゆばちっぷす」や、ゆばクッキーなども並び、こちらもお土産はもちろん、食べ歩きも楽しいおやつです。

明治元年創業からの長い年月、日光銘産 日光湯波の伝統と魅力を広めてきた「ふじや」は、新装オープンを経てなお、新しき挑戦を続けています。ぜひ、気軽に「ふじや」の伝統の味、新しい味を楽しんでくださいね。

日光湯波 ふじや
住所:栃木県日光市下鉢石町809
TEL:0288-54-0097
営業時間8:30~17:30
休業日週1回不定休
HP:http://www.nikko-fujiyayuba.com/
instaguram:https://www.instagram.com/nikko_fujiya/
アクセス:【バス】東武日光線「東武日光駅」から、世界遺産巡りバス・中禅寺温泉湯元温泉行きのバスで「日光郷土センター前」下車。【車】日光ICから約5分

トラベル・グルメライター/音楽講師/作詞家(日光市・鹿沼市)

自然と美味しいものが大好きな食いしん坊。宇都宮在住ですが、ばばちゃまをのせた車いすを押して、大好きな日光&鹿沼あたりにあちこち出没しています。Yahooエキスパート、たびハピ、日光市公式観WEB日光旅ナビ、いちご大学などに寄稿しています。

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