人生に悩んでいる人へ。タゴールの名言「死とは単に夜が…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はラビンドラナート・タゴールの名言をご紹介します。ラビンドラナート・タゴール(1861~1941年)はインドの詩人で、1913年にはアジア人初のノーベル文学賞を受賞しています。
今回は人生に悩んでいる人に届けたいラビンドラナート・タゴールの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。タゴールの名言「死とは単に夜が…」英語&和訳(偉人の言葉)
「死とは明かりを消すことではない。それは単に夜が明けたがためにランプを消すことなのである」
ラビンドラナート・タゴール(インドの詩人)
どれだけ人のために生きられるか。人の価値はそこに宿る。
死後の世界があるとして、その世界に何を持って行くことができるだろうかと。肉体を持って行くことはできませんよね。お金を持って行くこともできませんよね。
唯一死後の世界に持って行くことができる可能性があるもの、それは魂だけだと思うのですね。
どんなに素晴らしい賞をもらおうが、どれだけの人に自分の名が知られようが、死んでしまえばその名もその肉体も手放すわけですよね。もし生まれ変わったとしてもその時にはまた別の名前、別の肉体が与えられる。
お金や地位や名声、果たしてそこにどれほどの意味があるのだろうか。
人は死んだらどうなるか
生まれ変わりの最も有名な事例の一つとして知られているのがアメリカ人ジェームズ・ライニンガーさんのケースなのですね。
ライニンガーさんは前世で米軍のパイロットだったのではないかと言われているのですね。第二次世界大戦中、日本軍の攻撃によって亡くなった米軍パイロット、ジェームズ・ヒューストン・ジュニアさんだったのではないかと。
当時搭乗していた戦闘機の種類、飛び立った空母の名前、同僚のパイロットの名前などを覚えていたのですよね。ライニンガーさんは1998年4月10日生まれで2歳の頃から前世の記憶について語るようになったと。
人のために生きる
病気、けが、事故、災害。人が何歳まで生きるか。自分の寿命は自分では決められませんよね。どんなに健康に気をつけていても、災害に巻き込まれる。事故に遭う。命を失うことはある。
そして寿命が来るまでは死ぬこともできないのですよね。私は30歳のとき年収が6000円だったのですよね。仕事もない、お金もない。毎日不安で、これからどうやって生きていけばいいのだろうと。ただ、今でも私はここに生きている。誰かが助けてくれるのですよね。
寿命は神様が決める。その寿命が来るまでは死にたくても死ねないのだと。
私はキリスト教、仏教、何の宗教も信仰していないのですが、神様の存在は信じているのですね。
神様というのは人間よりも上位の存在なわけですよね。であれば、この世に生きるどんな人よりも神様は優しく、思いやりがあるはずなのですよね。
神様が人に与えるもの、それは全てその人にとってプラスになるもの。マイナスになるようなものは決して与えない。それは死を含めて。
今自分がここに生きているということは生かされているということ。そこにはまだ生きる意味があるということ。人は常に神様に守られている。生命は永遠、魂に死はない。であれば、その命は自分のためではなく他の誰かのために使うべき。
人生に悩んでいる人へ。「死」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はラビンドラナート・タゴールの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ラビンドラナート・タゴールの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ラビンドラナート・タゴールの名言を5句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「死」に関する名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、「死」に関する世界の偉人たちの名言を24句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「死」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「生きることは楽しい。死は平穏である。厄介なのはその過渡期である」
アイザック・アシモフ(アメリカの作家)
「死というのは、今いる部屋から別の部屋に移ることに過ぎません。ただ、私にとってはそこにも違いがありますけどね。その部屋では私は見ることができるでしょうから」
ヘレン・ケラー(アメリカの作家・社会福祉活動家)
「死ねば休む時間はたっぷりある」
ロバート・デ・ニーロ(アメリカの俳優)
お読みいただき、ありがとうございました!