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【東京都港区】酒蔵の方から直接日本酒のことが聞ける!日本酒の美味しさの秘密にふれてみませんか?

ellyお酒と美味しいものに目がないライター(東京都港区)

こんにちは。
美味しいものが大好きなellyです。

日本酒の酒蔵は全国で1,400以上あるそうです。普段何気なく飲んでいる日本酒を製造している方のお話を聞ける機会はそう多くはないですよね。

今回は、酒蔵の方と直接話せるイベントを開催している日本酒専門店『浅野日本酒店』を紹介します。

2周年記念ボトル

浅野日本酒店は、浜松町にある日本酒専門店です。日本酒が購入できる他、立ち飲みもできます。

スタンプカードのスタンプがちょうど貯まっていたので、その特典で1杯目は無料で飲めました。何にするか迷いましたが、先月売れたお酒ランキングで1位だった「来福×浜松町店 純米吟醸」を選択。

こちらはオープンしてから2周年を記念してつくられた日本酒で、「楽しい想い出」という花言葉をもつ「日々草」を酵母に使用しているそうです。

フルーティーな香りで後味はすっきりとした風味でした。今の時期しか飲めない特別感がある日本酒です。

山形の加藤嘉八郎酒造

私が訪問した1月27日は、山形の加藤嘉八郎酒造の方がお店にいらっしゃる日でした。
浅野日本酒店は、浜松町店以外にも梅田店、京都店、三ノ宮店があります。週替わりで銘柄ごとの飲み比べが楽しめるフェアを開催しており、この週替わりのフェアに合わせてフェアで扱っている銘柄の酒蔵の方がお店に来てくれるイベントを開催しています。

なお、来店情報は浅野日本酒店の公式ラインやインスタグラムで知ることができます。

浜松町店では、1/27-2/3が大山フェアを開催していたため、それに合わせて蔵人である加藤嘉八郎酒造の加藤嘉隆さんがお店にいらっしゃったかたちです。加藤嘉隆さんは社長の甥っ子さんだそうです。

大山の飲み比べセットは十水(とみず)セットと限定セットの2種類用意されていました。

なお、限定セットは、加藤嘉八郎酒造の蔵に囲ってあるものを特別に提供したものだそうです。

せっかくなので限定セットを注文しました。

限定セットを堪能している間に、加藤嘉八郎酒造の方がテーブルまで来てくれて、大山フェアで提供されている日本酒について1つ1つ語ってくれました。

十水は大山の代名詞とも言える日本酒です。十水仕込みという、江戸時代に生まれた製法でつくっているそうです。加藤嘉八郎酒造は明治5年に創業した歴史ある酒造で、創業当時の製法を復活させたという十水仕込みは、全国各地の酒蔵からも問い合わせがくるそうです。十水仕込みは透明感や芳醇さが売りで、力強さを表現した味に仕上がるとのこと。

・特別純米 超辛口

大山のなかでも一番辛くつくられています。超すっきりしていて、まるで水のような飲口でした。

・和華乃巧(わかのたくみ)

原料にはえぬきや出羽燦々といった米を使用。やわらかみや華やかさが表現されています。実際に飲んでみると3つの中で一番香りがしっかりしていました。また、温めると味わいの土台が広がり、味に奥行きがでるそうです。

・特別純米酒 NEO大山

こちらは、火入れにこだわった一品。タンクに入れた後の冷めにくさを解消し、一瞬で20以下に下げることで余熱によるダメージを軽減したそう。結果、キレッキレの味に仕上がったそうですが、四段仕込みによってやわらかさを加えています。3つのうちで一番上品な味わでした。

日本酒に合うおつまみ

・温海(あつみ)かぶ甘酢漬

大山に合うおつまみということで、加藤嘉八郎酒造の近くの漬物店から仕入れたものだそうです。シャキシャキの食感とほどよい酸味が最高でした。

・3種盛り

とろさば燻製、鮭明太、ネギ味噌の3種が盛られた一品です。少しずつつまみながら食べるとすごくお酒がすすみます。

最後に

日本酒のことを知ると、より美味しく感じることができます。浜松町店の公式ラインやインスタグラムをチェックの上で、蔵人の話を直接聞ける貴重な機会に一度足を運んでみてください。

※お酒は20歳になってから。

【お店の情報】
浅野日本酒店
住所:東京都港区浜松町2-11-16 稲葉ビル 1F
電話番号:03-5405-4441
営業時間:
 月~金:12:00-22:00(L.O.21:40)
 土日祝:12:00-20:00(L.O.19:40)
アクセス:浜松町駅南口から徒歩2分
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お酒と美味しいものに目がないライター(東京都港区)

港区を拠点とするシステムエンジニア兼ライター。美味しくて小洒落た飲食店を中心に紹介していきます。カフェ、日本酒、オーガニックなものが特に好きです。

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