【防災セット】買ったらコレやって!しまう前に確認しておきたい5つのこと
8月から、全国各地で大きな地震が続いていますね。
あわてて防災セットを買った、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、新しく防災セットを購入した方に質問です。
リュックや箱の中身を開けて確認しましたか?
避難所まで急いで逃げなければならないような状況で、必要最低限のもの以外の、緩衝材や外箱を持って行く必要はありません。
決して安くはない防災セットを購入した勢いそのままに、中身や使い方を改めて確認しておきましょう!
1. ラジオを聴いてみる
防災グッズの中には、非常時にしか使わないものがあります。
その1つが多機能ラジオです。
「いろいろ使えて便利そう♪」と勝手な安心感を抱いていましたが、いざ触ってみると、どの機能がどのスイッチなのかわからず混乱…!
ラジオを聴きたいのに大音量のサイレンを鳴らしてしまったときは、自宅でのお試し中とはいえ冷や汗ものでした。
普段あまりラジオを使わない方は特に、使い方を確認しておきましょう。
2. スマホを充電してみる
多機能ラジオ、ソーラー充電器、乾電池式充電器など、スマホ充電ができるグッズがあったら、実際に自分や家族のスマホを充電してみましょう。
ケーブルやコネクタは、お使いのスマホに合っていますか?
バッテリーの容量、充電スピードなども合わせて確認してみてくださいね。
3. 緊急連絡先メモを書いてみる
もしものときの緊急連絡先を、家族で改めて確認して、紙に書き残しておきましょう。
ホイッスルの中に小さく丸めて入れるタイプもあるので注意!
しっかり開封して、記入しておいてください。
ついでにホイッスルも鳴らしてみると良いですよ!
▼お子さんに持たせたい、オリジナル緊急連絡先メモはこちらから
子どもを独りにしない、いつもしもの「おたすけミニブック」
4. 非常食を食べてみる
1袋を分け合う形でも良いので、非常食を家族全員で食べてみましょう。
味の好みはひとそれぞれ。非常時であっても、できれば美味しく食べられるものを備えたいですよね。
長期保存水も、何となく味が気になる、という方もいます。
非常食と同様に、1本のペットボトルを分け合う形でも良いので、ぜひ家族で飲んでみてください。
▼「いつもしも」の試食レポも参考にしてくださいね
・非常食ご飯は食べてみないとダメ!自分にピッタリな味を知っておこう
・非常食のパンまつり♪人気商品43種類の部門別ランキングを発表!
5. 自分と家族に必要なものを足す
その他、必要に応じて以下を足してみてください。
- 身につけられるミニバッグ
- 現金
- 衛生用品
- 非常用トイレ
- 常備薬
- 予備のメガネ
- 下着
- 暇つぶしグッズ
- ベビーグッズ など
足す時は、「自分に/家族とって必要かどうか」「替えがきくものかどうか」で考えてみるとわかりやすいですよ。
▼詳細は以下の記事で解説しています
急いで避難!その時絶対に必要なものは?防災グッズリスト
能登半島地震でも注目された非常用トイレも、一度は試しておくのが理想です。
ハードルは高いと思いますが、非常時かつ生理現象であわてている時に、慣れないグッズを使うのはとても大変。
使い方を確認するのはもちろん、できればこちらも試してみてくださいね。
せっかくの備えを無駄にしない!「使える」防災に
防災グッズは、備えて終わりではありません。
せっかくの備えが宝の持ち腐れにならないよう、目的や使い方を確認することが大切。
実際に試してみることで、足りないものが見えてきたら、次の備えのアクションに活かせます。
防災意識が高まっているいまのうちに、是非もうひと手間かけて、防災力をさらにUPさせてみてくださいね。