【東京都中央区】噛みしめるたびに、小麦の味が変化する、BANK(バンク)」のパンはインパクトがすごい
通るたびに、店の外まで伸びる行列が気になっていた、兜町のベーカリー「bank(バンク)」。大人気のパティスリー「ease」の大山氏がプロデュースした店と聞いて、並んででも行きたいと思いました。
まるで宝飾店のようなショーケースの中に飾られたパンたち。筆者が心を奪われたのは、店名と同じ「BANK」と名付けられたサワードウのパンです。
見た目はハード系のパンのようですが、外皮はパリパリではなく、しっとり柔らか。また、サワードウ(酸っぱい生地)という名前からドイツパンのような酸味を想像していましたが、酸味は全く感じず、内側はモチモチとした食感です。食べて驚いたのは、小麦の味の濃いこと!そして、噛みしめるたびに、小麦の味が変化するのです。まるで、熟成された赤ワインのようです。これまで、何万食もパンを食べてきましたが、こんなパンは初めてです。
サワードウのパンは、プレーンの他に6種類(枝豆ベーコン、コーンとブルーチーズ、フィグ、レザン、ルージュ、栗りんご)。それぞれ、4分の1サイズから購入ができ、価格は500円からとなっています。中でも、筆者が気に入ったのは「レザン」です。レーズン入りのパンですが、中には3種類の異なるレーズンが使われています。筆者の大好きな「白レーズン」も入っていて、白レーズンの多い部分と黒レーズンの多い部分とで、異なる味と食感が楽しめます。
隣に併設されているビストロ「yen」は、フレンチレストランですが「bank」のパンに合う料理が提供されるとのこと。筆者が気に入った「レザン」は、「yen」のレバーペーストとよく合うとスタッフから聞き、近々「yen」にも並ぼうと心に決めました。
【bank】
住所:東京都中央区日本橋兜町6-7 1F
電話:050-3593-0834
営業時間:11:00~18:00
定休日:火曜、水曜