夏休み残り2週間なのに宿題が半分も終わってない子に効果的だった!教師も実践した計画的に進める方法3選
「夏休み残り2週間なのに、宿題が半分も終わっていないの?」カレンダーを見ながら焦っているママもいるかもしれません。宿題が遅れてしまうと、2学期のスタートもままなりません。今回は計画的に宿題を進める方法を解説します。
1. 子どもと残りの宿題の量を確認する
まずは、残りの宿題の量を親子で知っておくことが大切です。子どもと一緒に、残りの宿題量を確認しましょう。ただし、残りの日数が少ないので、必ず提出しなければいけないものを優先的に考えるようにします。
効果的な声かけ
「残りの宿題を一緒に確認しようね。宿題のリストとやっていない宿題を全部持ってきてね」
NGな声かけ
「あと2週間しかないのよ。早くしないと間に合わないわよ」
2. それぞれの宿題にポイントをつける
次に、それぞれの宿題にかかる時間をもとにポイントを決めましょう。例えば、漢字の宿題を1ページするのに30分かかるとします。これをベースに30分を1ポイントに決めます。すると、読書感想文は4時間かかると思ったら、8ポイントにするといった感じです。大体で構いません。日頃、漢字や計算の宿題をするのにどれくらい時間がかかっているかを子どもと確認しながら、ポイントを決めます。そして、全部で何ポイントになるのかを確認します。
効果的な声かけ
「漢字が残り20ページで、計算ドリルが20ページなんだね。漢字と計算はいつも30分かかるから、これを1ポイントに決めるよう。すると、漢字は20ポイント、計算ドリルは20ポイントだね。そして、読書感想文は一応4時間かかると考えて、8ポイントとしよう」
NGな声かけ
「宿題が終わるまでゲームは禁止よ。さっさと終わらせなさい」
3. 1日あたりに取り組む宿題の量を決める
最後に、1日あたりに取り組む宿題の量を決めましょう。先ほどポイントの合計を出しているので、ポイントを残り日数で割ります。ここで大切なのは、1、2日は予備の日数を残しておくことです。なぜなら、思わぬ病気やけがなどで宿題ができない可能性もあるからです。1日あたりに取り組む宿題の量を決めたら、その計画に従って毎日宿題をやっていきます。早く終わるものから優先的にやっていきましょう。時間のかかる読書感想文などは、最後にやっても構いません。
効果的な声かけ
「宿題のポイントが全部で40ポイントだね。残りは14日だけど、念のため2日間残しておいて、12日間で宿題をやろう」
「40ポイント分の宿題を12日でやればいいから、1日あたり3.3ポイントになるね。だから、1日に3ポイントやる日は8日間あって、1日に4ポイントやる日は4日間あればいいんだね」
「でも、もし早く終われば、次の日の分もやってもいいよ。そうすると、早く宿題を終わらせることができるよ。全部宿題が終わったら、好きなことをしていいよ」
NGな声かけ
「だらだら勉強してるから終わらないのよ。ちゃんとやりなさい」
まとめ
宿題を計画的に進めるには、残りの宿題の量を確認する、それぞれの宿題にポイントをつける、1日あたりの宿題の量を決めることが効果的です。これは、子ども一人では難しいので、親子でやるようにしましょう。ここまで、宿題を放置してしまった子どもに、計画を立てることを任せてしまうのは心配だからです。計画を立てた後は、親は子どもの進捗状況を毎日確認するようにします。
読んでくださりありがとうございます
私のプロフィールや他の記事もぜひご覧になってください。よかったら、下にある「学びがある」「わかりやすい」「新しい視点」のどれかのボタンをタップしてください。「フォロー」していただけると、嬉しいです!