【京都市伏見区】修学旅行生にも人気 伏見稲荷大社にいったら寄りたい「いなりうどんとひんやりわらび餅」
伏見稲荷大社は修学旅行生のメッカであると同時に、昨今では外国人観光客にも一番人気のスポットとなっています。
そんな伏見稲荷大社の京阪電車側参道わきで昭和レトロなたたずまい。70数年にわたって同じスタイルと変わらぬ味で営業を続けてきた「いなり名代 道八(どうはち)」さんに2023年7月4日に訪れました。場所は、駅から稲荷橋までにある公園の裏側辺りにあります。
昼食には少し早めの時間でしたので、すんなりと入ることができましたが、まもなく満席になりました。この日は38度を超す猛暑日となりましたので、同席した生徒たちは「ざるうどん」と「ひんやりわらび餅」を注文、筆者は名物の「いなりうどん」を食べることに。
「いなりうどん」には、お稲荷さんのお使いの狐がくわえる宝珠を表す半熟の目玉焼きと稲荷山を表すかまぼこ、刻みねぎ、甘く炊いた分厚いお揚げさんが細めの京うどんの上にのっています。そしてなんといっても出汁、「これ、これ、ほんとに三十数年前と変わらないさっぱりだけどコクがある」と思わず声をあげてしまう出汁と絡めて食べるうどんが美味い!
形が不揃いで手作りのぷちぷちわらび餅は、抹茶パウダーときなこ砂糖のどちらかをまぶして食べます。こちらも昔ながらの食感で美味しかったです。うどんは熱々でしたが、清潔感あふれ、冷房の効いた店内で心地よい汗をかくことができました。
なべやきうどんや昔ながらの食堂の中華そば、クリームみつ豆などのメニューも健在です。観光地なのに値段も380円からと安い! まるで昭和にタイムスリップしたようです。
愛想のよい店主とまさに食堂のおばちゃんが温かく迎えてくださいます。伏見稲荷大社参拝の折にはぜひお訪ねください!
「いなり名代 道八」京都市伏見区深草祓川町15 075-641-1951