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埼玉県民のソウルフードがカップ麺化?「山田うどん食堂 たぬきうどん」をレビュー

きょうも食べてみました。カップ麺ブロガー

山田うどん食堂監修 たぬきうどん」を食べてみました。(2023年4月17日発売・サンヨー食品)

この商品は、関東や埼玉県を中心に店舗展開を行う創業88年の老舗人気チェーン店“山田うどん食堂”の定番メニュー“たぬきうどん”を同店監修によってカップ麺に再現したもので、鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味をバランス良く合わせた甘めの“うどんつゆ”に仕上げ、具材に使用された“わかめ”からも良い旨味が滲み出し、そこに食感滑らかな太い“うどん”を合わせた安定感のある一杯、“山田うどん食堂監修 たぬきうどん”となっております。

では、今回の“山田うどん食堂監修 たぬきうどん”がどれほど鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味を利かせた染み渡る“うどんつゆ”に仕上がっているのか?若干甘みのある優しいテイストや具材に使用された揚げ玉や“わかめ”から滲み出す旨味、もっちりとした弾力のある太い“うどん”との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。

まず1食(73g)当たり324kcal。
食塩相当量は4.5gです。

次に原材料を見てみると、数種類の魚介出汁をバランス良く合わせた甘みのある“うどんつゆ”に仕上げ、具材の揚げ玉や“わかめ”からも良い旨味が滲み出し、醤油感のあるキリッとした口当たりが絶妙にマッチしたことでちょうど良いメリハリが付き、最後まで飽きの来ない味わいを想像させる材料が並びます。

フタを開けてみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、今回は別添調味料などは一切入っていません。

では、熱湯を注ぎ4分待ちます。(必要なお湯の目安量:320ml)
そして出来上がりによくかき混ぜたところがこちら。

先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、甘みのある“うどんつゆ”に利かせた魚介系の出汁が染み渡り、醤油ならではのキリッとした口当たりがちょうど良いアクセントとなって全体をうまく調和したことで最後まで飽きの来ない優しい一杯…といった印象の出来上がりです。

麺は厚みもあり幅広なフライ仕様の“うどん”が採用されていて、もっちり感やほどよいコシを兼ね備え、麺量55gながらも食欲をしっかりと満たす仕上がりとなっており、醤油をベースに鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味などを利かせた甘みのある“うどんつゆ”がよく絡み、一口ずつにじんわりと染み渡る魚介系ならではの出汁やキリッとした醤油の旨味などが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる魚介系の風味やフライ麺ならではの香ばしさが後味良く抜けていきます。

トッピングには、こちらの“わかめ”以外に味付揚げ玉・“ねぎ”が使用されていて、特にこの“わかめ”はしっかりとした噛み応えもあり、魚介系の旨味を活かした“うどんつゆ”にも良い旨味が滲み出す具材となっていたため、食べはじめはスープとしっかりと馴染ませながら食べ進め、後ほどもっちりとした“うどん”と一緒に絡めていただくと、より一層染み渡る魚介系の旨味が際立って楽しめるかと思われます。

“つゆ”は、鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味などの魚介出汁を活かした後味の良い味わいに仕立て上げ、甘みもあり割と濃いめ・塩気の強い仕様となっていて、そこに具材として使用された揚げ玉や“わかめ”からも良い旨味が滲み出すことで物足りなさを感じさせない深みがあり、食べ進めていくに連れて満足度も増していく…そんな安定感のあるテイストがレギュラーサイズとしてじっくりと楽しめることと思われます。

ということで今回“山田うどん食堂監修 たぬきうどん”を食べてみて、関東や埼玉県を中心に店舗展開を行うチェーン店“山田うどん食堂”の定番メニュー“たぬきうどん”を同店監修によってレギュラーサイズのカップ麺に再現した一杯には…醤油をベースに鰹節や“うるめ節”、昆布の旨味などを丁寧に利かせた“うどんつゆ”に仕立て上げ、そこにもっちりとした太い“うどん”が絶妙にマッチし、他にも具材に使用された揚げ玉や“わかめ”からも良い旨味が滲み出し、埼玉県民のソウルフードらしくシンプルながらも安定感のある一杯となっていました。

また、今回のフレーバーは特にクセもなく安定感のある“うどんつゆ”を再現、インパクトのあるテイストというよりも素材の旨味を存分に活かした染み渡る“つゆ”にもっちりとした“うどん”がマッチした一杯だったため、若干の甘みが気になるところではありますが、割と幅広い層に好まれる一杯と言えるのではないでしょうか?

カップ麺ブロガー

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