SNSに注意!捨ててスッキリする「捨て活」の甘い罠
DIYアドバイザーのせいです。私はSNSを中心としたお仕事をしている身であり、流行りには目を光らせています。そんな中で私が「SNSの闇」ではないかと考える「流行」がいくつか存在します。個人的な意見にはなりますが、SNSを客観的に見ている私の目線で、注意して欲しい流行をひとつ例にあげてお話したいと思います。
注意したい流行「捨て活」
クローゼットの衣替えや、収納の整理整頓のワザとして「捨てる」行為が1つのコツとしてあげられているのを良く目にしませんか。着ない服を捨ててスッキリ暮らす、捨てられない人が捨てられるようになるコツのようなうたい文句です。
これには大きな落とし穴があると私は考えます。なぜなら、捨てて空いたスペースには新しい物を購入したくなるからです。今まで溜めこむ暮らしをしていた人が物を捨てただけで急にスッキリした暮らしを手に入れられるでしょうか。
「捨て活」の本質とは
捨てることに意味があるのではなく「増やさないための仕組み作り」に本来の意味があるのですが、SNS上ではただ捨てる、不要品の判断の仕方ばかりが注目されがちです。これには理由があります。
捨ててスッキリとした空間の写真はいわゆる「映える」から。文字よりも写真の効果が絶大なSNS上では、人の心を動かす有効な切り取り方なんです。
何でも捨てる「捨て活」には注意を
暮らす人のマインドや生活習慣の改善がともなえば、捨て活は有効な手法です。
反対に何も変化なくただ捨てる行為は、スッキリした空間にまた新しいものを購入したくなる「甘い罠」とも言えるのではないでしょうか。
個人的な意見ではありますが、最近流行りの「捨て活」にはそのような側面もあるということを頭の片隅においていただければ嬉しく思います。
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