家の中アルコール拭きNG「意外な場所」2選
コロナウイルスの流行をきっかけに、一般家庭がアルコールを掃除に使うのことは普通になりました。SNSなどでもしきりにPRされていて、一見万能のように思いますが、実は家の中には使ってはいけない場所が多く存在します。素材の特性を知っているDIYアドバイザーの目線で解説、代表的なNG場所をお話します。
アルコール掃除NGな場所2選
①テレビの液晶画面
テレビの液晶画面の素材はTFTという特殊なガラスです。特殊なコーティングがされているものもあるため、アルコール拭きはNG。白く濁ったり拭き跡が残る恐れがあります。意外と知られていませんがパソコンやスマホの画面もNGです。
②フローリング
無垢の床や、ワックス加工されているフローリングはアルコール拭きNG。アルコールが含まれているお掃除シートなどもおすすめできません。床が変形、変色したりすることがあります。
アルコールを使ってもいい場所
クッションフロア
トイレや洗面所などに使われることが多いクッションフロアはアルコール拭きOK。
鏡
鏡はアルコールで拭くと、拭き跡が残らずキレイになるのでおすすめ。メラミンスポンジで軽くなでて、アルコールを含ませたペーパータオルで拭きとればピカピカに。(フィルムタイプの鏡は除く)
どうしてもアルコール拭きが必要な時は
とはいえ除菌が必要な場面もありますよね。その場合は、アルコール拭きをした後に水拭をすることをおすすめします。フローリングの場合は、乾拭きで仕上げると床のダメージを抑えることができます。
素材を知っていれば怖くないアルコール掃除
アルコール掃除がNGな場所は案外多く存在します。判断基準は、素材が天然素材であるか否か。ワックスなどの特殊コーティングがされていないか。
もし分からなくて不安な場合は、目立たない場所で試してからやってみることをおすすめします。大切な家財を長く大切に使うために覚えておくといいですね。