マステ「NGな場所」2選!SNSに騙されないで…本質をDIYアドバイザーが教えます
ここ最近のインテリアや家事の流行りは「時短」。様々な時短テクが世の中にあふれていますよね。中でも私が注意して欲しいと思うのが、マスキングテープ使った掃除時短テク。貼るだけで掃除がラクになるという謳い文句で目にするのですが、使用シーンから考えてどう考えても「NG」というものがあります。貼ってはいけない場所と理由を解説します。
マステを貼ってはいけない場所と理由
マステを貼ってはいけない場所①
お風呂のドア付近
お風呂のドアや床付近にマステを貼るのはNG。理由はマステが湿気を吸うからです。マスキングテープの主成分は紙であり湿気を吸収しやすい素材。水分とホコリが溜まった状態で貼り続けていると、カビの原因に。カビを防ぐためには、こまめな張り替えが必要です。
マステを貼ってはいけない場所②
キッチンコンロ付近
キッチンコンロの淵にマステを貼るのもおすすめできません。理由はマステが油を溜めこむからです。紙に付いた油汚れは拭いても落ちることはなく、逆に油を蓄積します。ガス火の場合、マステに引火する恐れさえあり危険です。
きれいに保つためには
お風呂付近とキッチンどちらも共通するのは、美しく保つためにはこまめな張り替えが必要であるということ。これでは時短どころかが逆の行為です。また、カビや油汚れが染みついてしまうと元の素材が傷む原因にもなりかねません。結局は何も貼らず拭き取る方が時短であり清潔に保つことができます。
マステの時短テクにご注意を
家の内装は、初めからその場所に適した材質が採用されているもの。お風呂には湿気に強く、キッチンには油に強い材料を使うのがセオリー。マステを貼って一時的にキレイに見えても、逆効果になることが多く注意が必要です。SNS上ではさまざまなライフハックがあふれていますが、本質を見極め流行りに惑わされないで欲しいと願います。