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iPhone 7は3GBのメモリを搭載か

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ)

9月16日(金)に発売予定とリークされた『iPhone 7(次期iPhone)』は、3GBのメモリ(RAM)を搭載する予定だと台湾のニュースメディア『DIGITIMES』が報じています。

Increasing built-in memory capacity at next-generation smartphones, including new iPhone devices, will further ramp up demand for memory products in the third quarter, said sources, noting that the mobile DRAM capacity of the next-generation iPhone is expected to increase to 3GB from 2GB previously, while those for new Android phones are expected to raise to 6GB from 4GB.

出典:Memory chip industry set for an uptick in 3Q16

DIGITIMESは業界筋からの話として、2016年第3四半期はiPhoneを含む次世代スマートフォンの内蔵メモリ需要が高まると予測されており、Androidは従来の4GBから6GBに、iPhoneは同2GBから3GBにメモリを増量するとみられていると伝えています。

実際にメモリが増量された場合、iPhone 7は今よりもさらにアプリが快適に動作するようになる反面、バッテリーの消費が増加する恐れもあります。

ただ、iPhone 7のバッテリー容量はiPhone 6sと比べて増えるとのリーク情報もあるため、実際の動作時間はこれまでと同じ程度に収まると思われます。

iPhone 7、バッテリー容量が14%アップして1,960mAhに?(篠原修司) - 個人 - Yahoo!ニュース

3GBメモリはiPhone 7 Plus限定の可能性も

「iPhone 7は3GBメモリ搭載」の噂は、じつはこれまでにもありました。

KGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏は、複数回に及ぶ研究レポートにて3GBメモリを搭載したiPhoneを予測。直近では「iPhone 7 Plusにのみ搭載されているデュアルレンズカメラの画像処理のために、3GBメモリが搭載される」とレポートしています。

iPhone 6sとiPhone 7ではディスプレイサイズ(解像度)に変更がないため、処理の重いゲームのことを考えなければメモリの増量は必要ありません。そう考えると、デュアルレンズカメラのためにPhone 7 Plusにのみ搭載される、という話は説得力があります。

iPhone 7 Plusにのみ『Smart Connector』機能が提供されるという情報もあり、Appleはこれから無印とPlusの性能差を徐々に広げていくつもりなのかもしれません。そして、いずれは名前が「Pro」に、というわけです。

iPhone 7、楽しみですね。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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