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【枝豆】レンジ?焼く?ゆでる?枝豆はどう加熱する?料理家がメリット・デメリットを徹底比較!

菅智香料理家
皿にのった枝豆

食育インストラクターで料理家の菅智香です。夏に旬を向かえる「枝豆」。ゆでて食べるのが定番ですが、じつは加熱方法はいろいろあります。今回、3つの方法で枝豆を加熱して比較しました。ゆでる、焼く、レンジ加熱、それぞれのメリット・デメリットをぜひチェックしてくださいね。

ど定番!鍋でゆでる

まずは定番のゆでる方法で加熱してみました。

加熱方法

(1)枝豆を水でざっと洗って水気を拭き塩をふる。手でやさしくもむように全体に塩をまわしたら10分おく。
(2)鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を入れる。
(3)枝豆を入れ、再び沸騰したら5分前後ゆでる。
(4)食べてみて火がとおっているか確認し、ざるにあげて完成。

メリット・デメリット

皿にのったゆでた枝豆
皿にのったゆでた枝豆

栄養面を考えると、枝豆の成分が湯に流れ出てしまうので残念ですが、豆の食感を好みの硬さにしやすいので、食感にこだわりがある人におすすめです。また鍋が大きければ一度に大量の枝豆を加熱できる点もメリットです。

フライパンで焼く!

フライパンで加熱している枝豆
フライパンで加熱している枝豆

フライパンで焼いて、枝豆に火を通してみました。

加熱方法

(1)枝豆を水でざっと洗って水気を拭き塩をふる。手でやさしくもむように全体に塩をまわしたら10分おく。
(2)フライパンにサラダ油を入れて、枝豆が重ならないように広げ入れる。
(3)中火にかけ、両面に焼き色が付き、さやが少し開いて豆が見える状態になるまで混ぜながら加熱して完成。

メリット・デメリット

皿にのった焼いた枝豆
皿にのった焼いた枝豆

水でゆでないので、旨味や栄養が流れ出ることなく、旨味が凝縮した味になります。皮のコゲが香ばしい風味をプラスしてくれますよ。一回でフライパンの面積分しか加熱できないので、大量の枝豆を一度に加熱するには不向きです。

レンジ加熱する!

耐熱皿に入ったレンジ加熱した枝豆
耐熱皿に入ったレンジ加熱した枝豆

火を使わない方法で、枝豆を加熱しました。

加熱方法

(1)枝豆を水でざっと洗って水気を拭き塩をふる。手でやさしくもむように全体に塩をまわしたら10分おく。
(2)耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをして電子レンジ600Wで2分30秒加熱する。
(3)上下返すように混ぜ、再びふんわりとラップをして電子レンジ600Wで2分加熱する。
(4)そのまま5分置き、蒸らして完成。

メリット・デメリット

レンジ加熱した枝豆
レンジ加熱した枝豆

火を使わずに加熱できるのでとても手軽です。また、ゆでるよりも枝豆の栄養をキープすることもできます。しかし、豆の硬さのコントロールはしにくく、加熱ムラが出やすくなります。

用途によって使いわけよう!

一度に大量の枝豆を加熱したい場合は「ゆでる」、香ばしく仕上げたい場合は「焼く」、手軽に加熱したい場合は「レンジ加熱」。
上手に使い分けるのがおすすめです。用途に合わせて、加熱方法を選んでくださいね。
※個人の経験、見解を含みます。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
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ガラス容器に入った旨辛ニラだれ
ガラス容器に入った旨辛ニラだれ

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レンジでテバカラ
レンジでテバカラ

料理家

料理家。チーズソムリエ、スパイス&ハーブコンサルタント、食育インストラクター。カルディ、業務スーパー、無印良品のヘビーユーザー。自宅で気軽に、手軽に作れる料理をご提案中。

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