【横浜市中区】目の前で叩きつけ、引き伸ばされる麺の味とは?これが本当のラーメンだ!【国壱麺 関内店】
横浜市地域情報クリエイターのみうけんです!
中国を除く世界最大のチャイナタウンを抱える、横浜市。
中華街を離れて一歩住宅街に入ったとしても、町中華のお店があったりします。
もはや、ハマっ子にとって中華料理の存在は避けては通れませんよね。
しかし本当のガチ中華好き達は、中華街ではなくその周囲の中華料理店に本格を求めるという─────。
そんな本格的な中華料理店のうち、伊勢佐木モールの中にある特にオススメのお店が、こちら。
「国壱麺 関内店」さんなのです!!
このお店のウリは、なんといっても目の前で手打ちをしてくれる本当の「ラーメン」。
「ラーメン」の語源となった「拉麺」は「手で伸ばした麺」という意味ですから、刃物を使ったら「拉麺」ではないそうです。
注文を受けるたびに、職人さんがビタンバタンと手打ちしてくれる麺。
まさに正真正銘の「拉麺」をいただく事ができるのです!
さっそく店頭の食券販売機を見てみましょう。
メニューを兼ねているので、あえて掲載させて頂きます。
麺類だけではなく、サイドメニューも。
羊串肉は個人的にオススメ!
お支払い方法は各種カードに対応されています。
交通系ICカードも利用可能。事前チャージはお忘れなく!
食券を購入し、まず店内奥のカウンターに渡します。
この時に「辛味」の有無と、「パクチー」の有無を聞かれます。
みうけんは、もちろん両方とも「有」で。
辛いのが苦手な方、パクチーが苦手な方は「無」もいいでしょう。
すると、さっそく職人さんの麺打ちが始まりました!!
このお店は、スーパー幅広麺、いわゆるビャンビャン麺から極細麺まで選べます。
断面も平打ちや三角形など、多種多様な選択肢があり、食券購入時に選ぶことになります。
その注文に応じて、手際よく・素早く麺を手打ちされる職人さん。
写真撮影・掲載は許可を得ていますが、「ドンドン撮ッテクダサイ!」と太っ腹。
麺打ちにかかる時間は、ほんの数十秒。
シャッターチャンスは一瞬でした。
あれよあれよという間に、ただのカタマリが細い麺に変わっていきます。
まさに職人技ですよね。
麺打ちも茹で時間も、ほんの数十秒。
チャッチャッと茹でて、ザッザッと湯切りをして麺は完成。
その麺にかけられるのは、たっぷりの牛骨ダシを効かせたスープです。
牛骨なので旨味は深く、あまりギトギトしていないのが特徴。
もともと、この拉麺が発祥した蘭州という街はイスラム教徒が多いことから、その素材に豚を使わないのも特徴です。
「蘭州満腹セット」(1420円)
蘭州拉麺とミニ紅焼き牛肉丼のセット。
小鉢も付いてこの値段!
「ミニ紅焼き牛肉丼」は、お肉好きな方にはオススメなアイテム。
蘭州拉麺は、スープたっぷり・具材もたっぷり。
麺もたっぷりです。
牛肉と大根が入るのがポイント。
真ん中に具入り辣油がたっぷりと。
蘭州拉麺の麺は「ニラの葉麺」という麺にしました。
ニラの葉が入っている・・・わけではなく、ニラの葉のような形状の平打ち麺です。
もっちもちで、プチプチと噛み切る食感が楽しい。
出汁が効いたスープとの相性も抜群です。
「蘭州油そば」(1080円)
「蘭州たま子」(160円)
麺はスーパー幅広麺、いわゆるビャンビャン麺。
お野菜もたっぷり入っており、食べ応えば抜群!
麺はさすがスーパー幅広麺。
もはや、ひもかわうどんのようです。
中国大陸でとても人気があるもので、簡体字中国語で「麺」を「面」と書くのが分かる気がします。
食感はもっちもち、ピロッピロ。
箸で持ち上げた感じもズッシリしており、あまり調子に乗って持ち上げちゃぁいけません。
油断していると、箸から滑り落ちてビタンと汁を跳ねさせるので注意ですぞ!
スープ、小鉢がついてきます。
手前は「蘭州たま子」。味付け玉子ですね。
「羊肉串」(2本440円)
これは個人的に好きなメニュー。
羊の肉に下味をつけ、クミンなどのスパイスをまぶして串焼きにしたもの。
臭みがまったくないので食べやすいです。
お肉の食感がギュムギュムと力強くて、うちの子も大好きなメニュー。
◆◇◆後記◆◇◆
さすがにお腹いっぱいです!!
このお店の麺類は、どれも目の前で手打ちされる本格派。
麺類というのは、本来どうやって作るのか。
その工程を見る機会って、なかなかないですよね。
粉のカタマリを手で引き伸ばし、麺に仕上げていく手打ちの工程を目の前でみるということ。
それは、「食べるものはスーパーで買うもの」と思ってしまいがちな現代人にとって、またとない食育であるかもしれません。
拉麺大好きな読者の皆さまも、そうでない方も、また特に食育を心がけるお子様づれの方も、いちど「国壱麺 関内店」を訪れて頂き、本当の意味での「拉麺」という食べ物を体験してみてはいかがでしょうか。