前回、夏に味噌ころジャンボをご紹介した自由が丘「うどんのいなや」さん。駅に隣接する、昔ながらのうどん屋さんです。

リーズナブルな価格と、安定した美味しさ、落ち着く雰囲気を求めて、何度でも訪れたくなります。

いよいよ寒くなってきた12月、やはり熱々の味噌うどんが食べたくて、地下鉄を乗り継いでやって来ました。

この年季を感じる見た目。お店の外観を見ると、「あぁ帰って来たなぁ〜」という思いになります。

お昼を避けて、14時半頃に入店。しかし、店内は多くのお客さんで賑わっていました。テーブルにメニュー表はなく、壁に貼ってあるメニューの中から選んで注文するスタイル。

いつも悩んでしまうほど、麺のバリエーションが豊富です。

デフォルトは600円以内、大盛りでも700円いかないくらい。昔ながら庶民のお財布に優しい、リーズナブルな価格設定が守られています。

今回頼んだのは「味噌きし大（640円）」。大盛りを頼むと、スープがなみなみ注がれており、毎回ささやかな嬉しさに浸れます（笑）

甘辛いスープのにおいが漂い、提供された途端に「これは絶対に美味しい！」と分かるはず。シンプルイズベストな見た目も良いですね。

それでは勢いよく啜っていきます。幅広なきしめんは、見た目こそ食べ応えがありそうですが、思いのほか柔らかく、するすると食べられます。

最初は少し物足りなさを感じるかもしれませんが、独特なペロッとした食感が好み。そして、その途中にはさむ味噌スープも最高なのです！

濃いのですが甘く、思わず、ホッと一息つく味わい。名古屋の味噌煮込みうどんは、各お店で個性があるのですが、「うどんのいなや」さんのスープが本当に好きです。

ということで無我夢中でうどんとスープを啜っていたら、いつのまにか完食してしまいました。食べ終わったら身体の中はポッカポカ、そしてお腹いっぱいで大満足！

訪れたら充足感を感じること間違いなしなので、ぜひ一度訪れてみてくださいね。