ルースの初本塁打◆ビデオ判定でサヨナラ勝ち◆「1試合20三振」に3度遭遇…【5月6日のMLB】
◆2014年5月6日
ピッツバーグ・パイレーツが、インスタント・リプレーによってサヨナラ勝ちを収めた史上初のチームになる。敗れたのは、サンフランシスコ・ジャイアンツ。1対1で迎えた9回裏、2死走者なしからスターリング・マーテイが三塁打を打ち、送球が逸れる間に本塁へ。球審は、マーティのホームインよりバスター・ポージーのタッチが先だとして、アウトを宣告したが、ビデオ判定の結果、セーフとなった。
◆1998年5月6日
シカゴ・カブスのケリー・ウッドが、1試合最多タイの20奪三振。4月12日のメジャーデビューから数えて、5登板目だった。その前には、ボストン・レッドソックスのロジャー・クレメンスが2度、1986年4月29日と1996年9月18日に20奪三振を記録しているが、ナ・リーグではウッドが初めて。ヒューストン・アストロズのブラッド・オースマスは、クレメンスが2度目に20三振を奪った試合で1三振(当時のオースマスはデトロイト・タイガース在籍)、ウッドの試合では2三振を喫した。また、2016年5月11日にワシントン・ナショナルズのマックス・シャーザーが記録した時は、20三振を喫したタイガースの監督を務めていた。
◆1915年5月6日
ボストン・レッドソックスのベーブ・ルースが、キャリア初の本塁打を放つ。3回表にライトへ先制アーチを叩き込んだ。この日は投手として、ニューヨーク・ヤンキースを相手に完投したが、9回裏に同点に追いつかれ、13回裏にサヨナラ負けを喫した。ルースがレッドソックスで打ったホームランは49本。ヤンキースで659本、ボストン・ブレーブスで6本。
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