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キャンプ用チェアが砂浜で沈まない!百均のPC用アイテムで作った脚先キャップに交換すれば超快適に!

たびんちゅや節約キャンプ旅研究家

キャンプで使うショックコード式フレームのチェアは組み立てが簡単携帯性にも優れているので人気のあるアイテムです。

ただ、パイプフレームが細いので固い地面で使うとチェアの脚先キャップが擦れて穴があく という欠点があります。

逆に、柔らかい地面では脚先が突き刺さるんですよね。

そこで、百均で購入した「ノートPC用放熱スタンド」を使ってキャンプチェア用の脚先パッドを製作してみました。

この記事では砂浜でも沈まないキャンプチェアの脚先パッドの作り方を紹介します。

製作材料

脚先パッドの製作に必要な材料は以下になります。

【製作材料】
・ノートPC用放熱スタンド:2セット
・12mmコンパネ:端材
・5×20mmのビス:16本

ノートPC用放熱スタンドの材質は熱を加えると柔らかくなり、冷却するとゴム状に戻る熱可塑性エラストマーです。

触っても普通のゴムのような感触です。

平面側は中心に穴があいており、その周りに凸凹のイボが付いています。

この凸凹のイボを合わせると2個の放熱スタンドでボールのような形状にすることが出来ます。

1セット(税込110円)です。2セットを購入しました。※2024年1月の時点

放熱スタンドに穴をあける

予め、チェアの脚先キャップは取り外します。

放熱スタンド中央の穴のサイズは直径約11.5~φ13.5mmでした。

テーパー状になっているので奥に行くほど細くなります。

チェアの脚の直径が穴の範囲内に収まっていれば適合するでしょう。

今回使用したキャンプ用チェアの脚先は外径が11.8mmでしたのでピッタリとハマりました。

まずは固い地面にチェアを置いて普通に座ります。

実は、この穴の奥は素材が薄いので体重が重い方なら1時間ほど座っているだけで脚先が突き抜けて穴があくのです。

これで穴あけ作業は終了です。

コンパネをカットする

12ミリ厚のコンパネの切れ端を使って脚先パッドを製作します。

ジグソーを使ってコンパネを切り抜き、放熱スタンドの直径と同サイズのパーツを作ります。

切り抜いた円形のパーツは鉄ヤスリを使って形を整えます。

そして、放熱スタンドに付いている4つのイボに水を浸けて円形パーツに当てます。

すると、濡れた部分がビスを止める位置になるのです。

1本の脚につき、使用するビスは4本です。

イボの突起部分にビス止めしています。

下穴を空けなかったので割れていますが、問題はありません。

そして、先ほど座っているだけで空いた放熱スタンドの穴にイスの脚先を差し込みます。

これで完成です。

固い地面での使用感

脚先が平面なので安定しています。

フレームとの装着部分がイイ感じに角度がついて地面にフィットしています。

ビス止めしている部分も放熱スタンドの突起部分で少し隙間があり、ここもクッションとなっています。

これなら、チェアの脚先が削れることはありません。

柔らかい地面での使用感

砂浜でチェアーに座っても沈みません。

多少は砂地に脚先がメリ込みますが問題ありません。

脚先が砂に埋もれても簡単に取り出せます。

放熱スタンドの穴はドリル等の工具を使って空けていないのでフレームとの密着度が高いのかもしれませんね。

最後に

脚先がワイドになってしまったのでキャンプでの収納性は悪くなりましたが、家庭や砂浜で使うには最適だと思います。

特に固い地面でチェアを使う機会が多い方には、おススメです。

節約キャンプ旅研究家

お金を掛けずにキャンプや車中泊をしながら野宿旅を楽しむ方法や旅のトラブル対策などを紹介しています。 他にも自作のキャンプ道具やキャンプ・車中泊の裏技なども発信しています。

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