春分過ぎても降雪70センチ予想…「冬の寒さ」はいつまで?桜の開花は??気象予報士解説
春分の日だった昨日20日は全国的に雨・雪や落雷、強風に見舞われ、関東の平地でも雪が降りました。
荒天をもたらした低気圧が東の海上へ抜けたことで今日21日は冬型の気圧配置となり、全国的に寒さが続くほか、日本海側や内陸山沿いでは大雪や暴風に警戒が必要です。
24時間で70センチの降雪予想
21日は冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で、日本海側では暴風雪、また晴れる太平洋側でも1月~2月並みの気温のところが多くなりそうです。
21日夕方までの24時間に予想される雪の量は多いところで、北陸地方70センチ、関東甲信地方50センチ、中国地方15センチとなっています(気象庁予想、20日17時時点)。
北陸の雪は特に新潟県中越地方の山沿いで多くなりそうで、もともと雪の多い地域ではありますが、今年は能登半島地震で被害を受けた建物もあるため家屋の倒壊などの危険性は普段より高いと考える必要があります。
24日から気温上昇も春の暖かさ続かず
全国的な寒さはこの先23日(土)まで続く見通し。
24日(日)・25日(月)にかけては各地で春本番の暖かさとなり、このタイミングで西日本や東海・関東で桜の開花ラッシュがありそうですが、暖かさは長続きしなさそうです。
26日(火)には再び気温が下がるため、冬物の重たいコートを片づけられるのはまだ先になりそうです。