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ハズレの長芋を買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

本格的に暑くなってきて、夏バテ気味という方も多いのではないでしょうか。

お店で働いていると「夏バテにいい野菜ってないかな?」と聞かれることがあります。

夏バテ対策の野菜は色々ありますが、とくに「長芋」がおすすめです。

長芋はビタミンB1を含んでいるので疲労回復効果があり、消化を助ける栄養素も含まれているので、夏バテ対策にピッタリなんです。

また、とろろにすればサラッと食べることができますし、火を通さなくてもおいしく食べられるので暑い時期は重宝する野菜です。

そこで今回は「鮮度の良い長芋の選び方」と「八百屋おすすめの長芋の食べ方」を紹介していきます。

鮮度の良い長芋の選び方

鮮度がよくおいしい長芋は、3つのポイントで見極めましょう。

・ずっしり重量感がある
・まっすぐ太い
・切り口が白い

1つずつ簡単に説明していきますね。

長芋の選び方①ずっしり重量感がある

おいしい長芋を選ぶなら、最初に長芋の重さを確かめましょう。

長芋はずっしりと重量感のあるものを買いましょう。

長芋は水分量の多い野菜ですが、重いものほどより水分を含みみずみずしく美味しいんです。

長芋の選び方②まっすぐ太い

次に長芋の「太さと形」に注目しましょう。

太くてまっすぐ伸びている長芋は業界では良品とされています。

逆に細くて曲がっているようなものは避けたほうが良いですよ。

長芋の選び方③切り口が白い

私が仕事で長芋の鮮度チェックをするときは長芋の「色」をチェックします。

鮮度の良い長芋は切口は白っぽく、表面は肌色です。

収穫から時間が経ちってくると、切り口も表面も赤みがかってきます。これは、ポリフェノールが酸化して起こる変色で、食べても問題はないのですが、陳列されてからどのくらい時間が経っているのかの指標にすることができます。

鮮度にこだわる方は、切り口が白く、表面が肌色の長芋を選ぶと良いですよ。

長芋の食べ方

長芋を使ったレシピだと暑い時期は「長芋の梅和え」という料理がおすすめです

長芋の梅和えのレシピ」という記事を別で書いています。

めちゃくちゃ簡単でおいしいレシピなので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。

長芋の選び方まとめ

今回は「鮮度の良い長芋の選び方」を紹介しました。

ぜひ今回の記事を参考にして、長芋をたくさん食べて頂けると嬉しいです。

他にも「長芋を圧倒的に長持ちさせる裏技」という記事も買いているので、気になる方はそちらも読んでみてくださいね。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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