Yahoo!ニュース

【鎌ケ谷市】中学校の制服、もう一度誰かに着てもらいたい。千葉の独自ルールが可能にした制服リユース事業

ajisai地域ニュースサイト号外NETライター(鎌ケ谷市・白井市)

3月は次の出会いの為の別れの季節。中学校を卒業される皆さんおめでとうございます。鎌ケ谷市では制服は通学時のみ着用して、学校生活はジャージで過ごします。千葉県では多くの地域でこのような独自のルールが存在します。

そのため、3年間着て卒業した後も、制服はキレイなままのようです。もう着なくなった制服でたまに思い出を振り返るのも素敵ですが、鎌ケ谷市では次の世代に、制服を譲ることができる事業があります。

鎌ケ谷市社会福祉協議会が行う制服リユース事業は、サイズアウトや卒業で着なくなった制服を市民の皆さんから譲り受け、サイズ別に管理した制服をこれから譲り受けたい方に提供する事業です。

制服を譲り受けた方の、感謝の気持ちがカードで残されていました。新一年生だけでなく、成長期の為、在学中にサイズが変わってしまった方からも喜ばれているようです。

平成28年度から開始され、8年目となった令和5年度1月現在で、市民の皆さんの善意で提供された点数は累計で1600点を超え、この気持ちのバトンを受け取られた点数も1400点を超えたことを参考資料で見せて頂きました。

譲って下さった方の声も大切に保管されています。自分が着た制服を次の誰かに使って欲しいと思う優しい気持ちが制服を通して先輩から後輩へ気持ちを込めて受け継がれることは嬉しいですね。

鎌ケ谷市社会福祉協議会
住所:千葉県鎌ケ谷市新鎌ケ谷2-6-1
電話:047-444-2231

地域ニュースサイト号外NETライター(鎌ケ谷市・白井市)

鎌ケ谷市・白井市の情報をお届けします。住んでるだけなんてもったいない。実は鎌ケ谷にも白井にも知らないことがたくさん。知らなかった地元の情報を自分も楽しみながらお届けします。

ajisaiの最近の記事