地球沸騰化と言われる猛暑の2024年夏。

あまりの暑さにかき氷でクールダウンしたいと思っていたところ、甲子園ららぽーと2階にある上高地あずさ珈琲さんで、魅力的な「信州かき氷フェア」をされているとの評判を聞きつけ、早速お伺いしました。

上高地あずさ珈琲さんは、日本有数の山岳リゾート地、長野県の「上高地」をイメージし「時間を忘れてゆっくり楽しんでもらえる、上質な大人食堂カフェ」をコンセプトにされています。店内には時計がなく、またスタッフさんも腕時計をつけていらっしゃらないという徹底ぶり。

長野県の食材を使用したお食事やスイーツ、もちろん香り豊かな珈琲、そして長野県の物産販売もされています。

お店の入り口には大きなリンゴがあり、オーダーすると氷入りのカップを渡され、セルフで蛇口を捻ってリンゴジュースを入れるのだそうです。楽しそうですし、美味しそうです。

長野県は全国第２位のりんごの産地で、こんなに多くの栽培品種があるんですね。このほか長野県についての様々な情報や産地直送の名産品を見ることができるので、しばらくの間見入ってしまいました。

店内は明るく爽やかな空間で、観葉植物や家具、窓が山荘のようなイメージを演出しています。

お目当てのかき氷は、こだわりの信州素材を使用した5つのフレーバーがあります。フルーツ系は全て生シロップです。

◆信州ナガノパープルのかき氷～安曇野産ヨーグルトクリーム～

1,255円（税込1,380円）

◆信州白桃のかき氷～安曇野産ヨーグルトクリーム～

1,164円（税込1,280円）

◆国産いちごのかき氷～安曇野産ヨーグルトクリーム～

1,164円（税込1,280円）

◆信州ミルクのかき氷～安曇野産ヨーグルトクリーム～

1,073円（税込1,180円）

◆信州ミルクティーのかき氷～安曇野産ヨーグルトクリーム～

1,073円（込み1,180円）

私は、お店イチオシのナガノパープルのかき氷～安曇野産ヨーグルトクリーム～をオーダー。

この新種の高級ぶどう「ナガノパープル」についてお店の方にお伺いすると、品種登録されたばかりのまだ新しい黒ぶどうで「黒ぶどうの王様」とも称されるとか。

非常に糖度が高く、見た目は巨峰のようですが種がなく、皮が薄く丸ごと食べることができるそうです。

皮に豊富に含まれるポリフェノールの一種「レスベラトロール」も摂取できるので、健康にも良いとのこと。無農薬で生産されるので皮ごといただいても安心。

そして一房の価格も超高級なのだとか。

この信州が誇る「ナガノパープル」を、最盛期に現地でそのまま絞った濃厚シロップでいただけるかき氷ということで、期待感MAXでいただきます。

まずは美しい紫の氷のみで。

酸味は穏やかで芳醇な甘み！濃厚なのにくどさがなく程よく繊細な後味で、サクサクスプーンが進みます。砂糖など余計なものを加えていない自然の上品な甘味が楽しめる逸品です。

初「ナガノパープル」の優雅なお味に感動しました。

そして、ふわふわの自家製「安曇野産ヨーグルトクリーム」を添えて。

フルーツとの相性がいいヨーグルトクリームは、雄大な自然で育まれた濃厚な信州牛乳を使用して作られたお店のオリジナル。

風味豊かで酸味を抑えたヨーグルトクリームがかき氷にピッタリ。

お口の中でぶどう味の甘い氷とクリームがなめらかに溶け合い、絶妙な美味しさに。

火照った体も、涼しい上高地にいるかのようにしっかりクールダウンさせていただきました。

また是非、別のお味もいただいてみたいです。

お店に入るとすぐにこの「どこでもドア」のような赤い扉があります。この赤い扉の由来は、以前は『上高地レッド』と言われた『赤』が上高地のイメージカラーだったからだそうです。

このドアの向こうは、夏の暑さと時間を忘れる素敵な空間でした。

美味しいものを美味しい時期に食べてほしいからと、今だけしか味わえない上高地あずさ珈琲さんの「信州かき氷フェア」へ、是非お越しください。

≪店舗情報≫

【店名】上高地あずさ珈琲

【住所】兵庫県西宮市甲子園八番町1-100 ららぽーと甲子園2F

【電話】0798-48-6370

【営業時間】11:00 〜 21:00（L.o20:15）

【定休日】施設の休業日に準ずる

【HP】上高地あずさ珈琲

【HP】上高地あずさ珈琲　公式Instagram