腐った椎茸に現れる…「3つのサイン」|料理人が教える【正しい保存方法とは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
今回は「腐った椎茸の見分け方」について話していきたいと思います。
皆さんは、数あるキノコ類の中で一番好きなキノコはどれですか?私のお気に入りは、やっぱり「しいたけ」。
しいたけは香りも風味も豊かで、様々な料理に使えて多くの人に愛されています。そんな、魅了的なしいたけですが…1つだけ欠点があります。
それは…「腐りやすいこと」
椎茸を含めた多くのキノコたちは80%〜90%が水分で出来ているため、とても腐りやすいのです。そこで今回、腐った椎茸の見分け方を3つご紹介します!
これらのサインを知っておけば、もう『これ、まだいけるかな?』と悩む必要が無くなると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!
ヌメヌメする
1つ目は「ヌメヌメする」です。
新鮮なしいたけというのは、しっかりとした弾力があり、触ったときに硬さを感じます。しかし、時間が経過し腐り始めると「ぬめり」が出てきます。
水っぽくなる
2つ目は「水っぽくなる」です。
これはしいたけだけでなく、ほとんどのキノコに言える事です。新鮮なキノコはしっかりとした質感を持っていますが、腐り始めると、内部の水分が多くなり、触ったときに水っぽい感触が感じられます。
この状態は、しいたけが内部から腐敗している兆候であり、注意が必要です。
正確に言うと…「水っぽい」=「完全に腐っている」という訳ではありません。しかし、水っぽい状態というのは、腐敗の1歩手前である事を示しています。
しいたけは腐ると、水っぽさに加えて「酸っぱい臭い」がします。しかし、ニオイの感じ方は人それぞれです。その日の健康状態次第でも変わってきます。なので、水っぽくなったら素直に捨てて下さい!
酸っぱい臭い
3つ目は「酸っぱい臭い」です。
これは先程もちらっと言いましたが、しいたけは腐ると「酸っぱい臭い」がします。具体的に言うと…鼻にツンとくる刺激臭がします。こうなったら、もう食べる事ができません!たまに『洗えば、食べる』とおっしゃる方が居ますが、それは意味ありませんので諦めてください!
しいたけの「正しい保存方法」
せっかくなので、皆さんにしいたけの「正しい保存方法」をお教えしたいと思います。しいたけは腐りやすいので、ぜひ参考にしてくださいね!
①市販のパックからしいたけを取り出す。←大事!
②しいたけを数個まとめて、キッチンペーパーにかさの裏が上になるようにして包む。
③ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存する。
※5日間ほど保存可能。