【元教師おすすめ】共通テストであると便利・安心な持ち物12選
大学入学共通テストの試験日が迫っていますが、準備は万全でしょうか。試験で必要な持ち物を用意するのはもちろんのこと、実は持っていくと便利なものや安心感を得られるものがあります。そこで今回は、元高校教師の私が「共通テストであると便利・安心なおすすめの持ち物12選」をご紹介していきます。
大学入学共通テスト当日に必ず持っていくもの
まずは、大学入学共通テストに全員が持っていくべきものをリスト化しました。
- 受験票・写真票(写真を貼り、署名する)
- 黒鉛筆(H、F、HBに限る。和歌・格言等が印刷されているものは不可)
- 鉛筆キャップ
- プラスチック製の消しゴム
- 鉛筆削り(電動式・大型のもの・ナイフ類は不可)
- 時計(辞書、電卓、端末等の機能があるものや、それらの機能の有無が判別しづらいもの・秒針音のするもの・キッチンタイマー・大型のものは不可)
- 上履き・下履きを入れる袋(受験票に「上履き持参」と表示してある場合のみ)
- 「受験上の注意」の冊子
- ハンカチ
- ティッシュペーパー
- 昼食
- 飲み物
これらの持ち物については、「令和6年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト 受験上の注意(外部リンク)」にも詳細が明記されています。
共通テストであると便利・安心なおすすめの持ち物12選
次に、必須ではないものの「あると便利・安心できる」おすすめの持ち物をご紹介します。
- お菓子
- ビニール袋
- 耳栓またはイヤホン
- 使い捨てカイロ
- 雨具や防寒具(ひざ掛け・上着・替えの靴下など)
- 薬(頭痛薬・下痢止め・目薬など)
- 予備の時計
- ハンドクリームやリップクリーム
- ヘアゴム・髪留めピン
- 生理用品
- お守りやリラックスグッズ
- 参考書やノート
おすすめの持ち物①お菓子
大学入学共通テストは、朝から夕方まで1日がかりの試験となります。昼食はもちろんのこと、休憩中に食べるお菓子も用意しておくと安心です。頭を使うことでエネルギーを消費するため、糖分が効率よく摂取できるラムネやチョコレート、グミなどがおすすめです。また、眠くなってしまいがちな人は眠気覚ましとしてガムやミントタブレットを持っていくと良いでしょう。
小腹が空いたとき用にラムネ、チョコレート、グミ、ガム、タブレットなどを持っていこう!
おすすめの持ち物②ビニール袋
基本的に試験会場ではゴミ箱が設置されません。ゴミ箱があったとしても、ゴミは各自で持ち帰ることがマナーですので、ビニール袋が必要です。消しゴムのかすや鼻をかんだティッシュ、お菓子の袋など、ゴミを捨てる用の袋を1枚は持っていきましょう。
ゴミはちゃんと持ち帰りましょう!
おすすめの持ち物③耳栓またはイヤホン
大学入学共通テストでは、試験が終了してから次の試験までそれなりに時間が空きます。試験が終わると友だちと答え合わせをする人などもいますが、そうした会話を耳にすることで「あの問題の答えを間違えたのかも知れない」といった不安や後悔が発生することも。そのため、基本的に休憩時間は耳栓をしたりイヤホンで音楽を聴いたりして周りの会話を聞かないようにするのがおすすめです。
休憩中は耳栓またはイヤホンで周りの声をシャットアウト!
おすすめの持ち物④使い捨てカイロ
試験会場では基本的に暖房が入りますが、席によっては寒い可能性もあります。そのため、使い捨てカイロを持っていくと安心です。試験時間中に机の上に置くことはできないため、基本的に貼るタイプのカイロがおすすめですが、手が冷えやすい人は休憩中に暖まれるように貼らないタイプも持っていくと良いでしょう。また、足が冷えるという声もよく聞きますので、くつ下用のカイロも持っていくと安心です。
貼るタイプ・貼らないタイプ・くつ下用のカイロがあると安心!
おすすめの持ち物⑤雨具や防寒具(ひざ掛け・上着・替えの靴下など)
試験会場がどれくらい暖かいのかは当日行かなければわかりません。そのため、ひざ掛けや上着などを持っていくと安心です(※ひざ掛けに関しては、監督者の許可が必要)。特に女の子が制服で試験を受ける場合はスカートで足下が冷えることがあります。そういった場合はひざ掛けよりもズボンを履いた方が良いかも知れません。
ひざ掛け等はかさばるため、圧縮袋を使ってコンパクトにしていくと良いですよ。
ひざ掛けなどで防寒対策を!
また、天気予報を確認し、必要に応じて傘や替えの靴下も準備をしておきましょう。
おすすめの持ち物⑥薬(頭痛薬・下痢止め・目薬など)
共通テスト当日は、緊張や普段と違った環境にいるストレスによって体調不良になることも考えられます。そのため、普段使っている薬があれば忘れずに持っていってください。特に、頭痛薬・下痢止め・目薬はあると安心です。
また、私自身、試験中に問題用紙で指を切ってしまった経験があるため、絆創膏も持っていくことをおすすめします。
万が一に備えて薬の用意を!
おすすめの持ち物⑦予備の時計
大学入学共通テストで最も重要なのは「時間」です。時計の電池切れが起こらぬよう、試験前に電池交換や充電をしておくことはもちろんのこと、万が一電池切れや故障で使えなくなったことも考えて予備の時計があると安心です。
時計は予備があると安心!
おすすめの持ち物⑧ハンドクリームやリップクリーム
大学入学共通テストは毎年1月に開催されるため、会場では暖房が使われます。しかし加湿までは対策が行なわれていないことがほとんどのため、乾燥が気になるという声も届きます。人によっては手や唇がガサガサになり、テストに集中できなくなる可能性があるのです。特に普段から乾燥ぎみの人は、ハンドクリームやリップクリームを持っていき、休憩中にケアすることが大切です。
普段から乾燥しやすい人はハンドクリーム・リップクリームを!
おすすめの持ち物⑨ヘアゴム・髪留めピン
試験会場の暖房がききすぎて思っていたよりも暑い、いつもは気にならないのに前髪が邪魔に感じるなど、試験中に気になってしまうこともあるでしょう。ヘアゴム・髪留めピンは持っていってもかさばらないため、一応カバンに入れておくと安心です。
おすすめの持ち物⑩生理用品
共通テストでは、これまでの日常では感じたことのないような精神的ストレスを感じる人もいます。それゆえ、生理予定日がまだまだ先の予定だったのに急に生理が来てしまう人や、不正出血する人もいます。そのため、生理予定日ではない人も、生理用品を準備しておくと安心です。
生理用品は予定日ではない人も持っていると安心!
おすすめの持ち物⑪お守りやリラックスグッズ
合格祈願のお守りや、自分が好きなキャラクターのグッズ(かさばらないもの)があれば持っていくことをおすすめします。年に1回しかない共通テスト。今後の人生を大きく左右する重要な2日間です。自分の気分を上げてくれるものや安心感を与えてくれるようなものがあれば持っていきましょう。
リラックスできるアイテムがあれば持っていこう!
おすすめの持ち物⑫参考書やノート
分厚い参考書などは荷物になるためおすすめしませんが、昼食や休憩時間に最終確認できるような薄い参考書やノート等を持っていくと安心です。特にこれまで自分が使い古してきたものはお守り代わりにもなりますので、厳選して会場に持っていくことをおすすめします。
使い古した参考書やノートは一番の味方になってくれます!
細かいものはポーチなどにまとめると◎
それぞれのアイテムをカバンにそのまましまうと探す際に時間かかります。細かいものはポーチなどにまとめることをおすすめします。
試しにA5サイズのネットケースにまとめてみましたが、かなりスッキリ収納ができました。
探すときにより時間がかからないため、できれば透明のケースに入れるのがおすすめです。
「迷ったら持っていく!」が大切
共通テストでは、自分が最も実力を発揮できるような環境を整えるが大切です。荷物は多すぎると負担になりますが、「やっぱり持ってくれば良かった」と後悔のないようにしたいですね。そのため「持っていくかどうか迷ったら持っていく!」という選択をするのがおすすめです。実際に今回紹介したものをすべて詰めてみましたが、1つのリュックサックに入ったため、そこまで負担にはならないははずです(上履きが必要ない場合)。
「絶対に使わない!」と断言できるもの以外は持っていくことを検討してみてください。
大学入学共通テストの持ち物チェックリスト
最後に、大学入学共通テストの持ち物チェックリストを載せておきます。
- 受験票
- 写真票
- 黒鉛筆
- 鉛筆キャップ
- 消しゴム
- 鉛筆削り
- 時計(予備も)
- 上履き(受験会場によっては不要)
- 下履きを入れる袋(受験会場によっては不要)
- 「受験上の注意」の冊子
- ハンカチ
- ティッシュペーパー
- 昼食
- 飲み物
- お菓子
- ビニール袋
- 耳栓またはイヤホン
- 使い捨てカイロ
- 雨具や防寒具(ひざ掛け・上着・替えの靴下など)
- 薬(頭痛薬・下痢止め・目薬・絆創膏など)
- ハンドクリーム・リップクリーム
- ヘアゴム・髪留めピン
- 生理用品
- お守りやリラックスグッズ
- 参考書やノート
自分必要だと感じるものはしっかり準備をしておき、後悔のない2日間を過ごせるようにしましょう。
今回の記事では、共通テスト必要なものについて解説しましたが、逆に試験で使用できないものも存在します。
こちらについては以下の記事にてご紹介していますので、合わせてチェックしてみてくださいね。