かぶの葉を捨てずに食べるメリットとは?自然食コーディネーターが解説!かぶジューシー肉はさみレシピ付き
こんにちは!自然食コーディネーター兼OLのuedaです!
本日は春と秋の2度旬を迎えるかぶのお話です!
かぶは、年始の七草がゆにも使われる消化の良い食材で、つい食べ過ぎてしまう食欲の秋にもぴったりの野菜です。
そんなかぶ、実は捨てられがちな葉の部分に栄養がたっぷり詰まっているのをご存じですか?
そこで本日は、かぶの葉を食べるメリットと、かぶの葉や皮をまるごと使える「はさみ焼き」のレシピをご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください♪
かぶは食べる部分によって栄養がちがう?
根(白い部分)にはビタミンCやカリウム、また、消化酵素のアミラーゼが豊富に含まれているので、胃もたれや胸やけなどに効果があります。葉には、β-カロテンやビタミンC、鉄、カルシウムなどのミネラルや食物繊維が豊富で、美肌効果が期待できます。
また、淡色野菜であるかぶの根(白い部分)よりも、緑黄色野菜に分類される葉の部分の方が、栄養が豊富と言われています。
日本食品標準成分表2020年版(八訂):文部科学省 (mext.go.jp) 参照
表で見ると、かぶの葉の栄養価がいかに高いかがよく分かります!
厚生労働省では、1日の野菜は淡色野菜と緑黄色野菜をバランス良く摂取するのが理想としています。
かぶの場合、根と葉を使えば一気に両方摂取できるので一石二鳥です♪
健康と地球を考えたマクロビオティック
「マクロビオティック」とは、古代ギリシャ語に由来し、「マクロ=大きい」「ビオ=生きる」「ティック=術」の3つの意味を持った「人間らしく自然と生きる生活術」のことで、自然と調和し健康的に生きることを目標としています。
マクロビオティックの原則の1つ「一物全体」では、食材は丸ごと食べることで、その食材の栄養やパワーがいただけるとされています。
また、皮や葉を食べることでごみが減り、CO2削減にも繋がります。
これこそ、自然と調和し健康的に生きるマクロビオティックの考え方です!
1度で2種類の味や食感が楽しめる
栄養のため、環境のため・・・
これって目に見えるメリットが少ないですよね。
かぶを丸ごと使うことで手っ取り早く得られるメリットがあります。
それは、1度で2種類の野菜を買ったようなお得感が得られるということです!
先ほど、かぶの根と葉では栄養価に違いがあると説明しましたが、大前提、味や食感にも違いがありますよね。
根には甘みがあり、煮るとなめらかな食感になるのに対し、葉はほろ苦くシャキシャキとした食感があります。
つまり、かぶの葉を捨てずに使えば、2種類の野菜を使ったような料理に仕上げることができるのです。
かぶを丸ごと食べられる"はさみ焼き"レシピ
材料(4個分)
かぶ…1個
豚ひき肉…100g
酒…小さじ1
生姜チューブ…小さじ1
塩コショウ…少々
片栗粉…少々
お好みで酢醤油、すだち
1. かぶはよく洗い、葉と茎はみじん切りに、根(白い部分)は皮ごと8等分の輪切りにする
2. [肉だね作り]ボウルにひき肉、かぶの葉と茎のみじん切り、生姜、塩コショウを入れてこねる
3. かぶの根の片面に片栗粉をふる
4. 片栗粉がついた面を内側にして肉だねをかぶ2枚ではさむ
5. フライパンを中火にかけ、片面焼き色がつくまで焼いたらひっくり返し、蓋をして弱火で5分ほどじっくりと焼く(様子を見て焦げそうなら水を入れてください)
6. お皿にもって酢醤油で召し上がってください♪
弱火でじっくりと焼いた甘いかぶに、シャキッとほろ苦いかぶの葉入りのジューシーなお肉がおいしい~!
かぶが苦手な夫も、「これめっちゃ好き!」とペロリと食べていました(笑)
料理に良く使われるのは根の部分ですが、葉の部分も栄養豊富。
使えばエコにも繋がります♪
今回ご紹介したレシピを参考に、おいしく無駄なく調理して、日々の食卓にかぶを丸ごと、ぜひ取り入れてみてください!
インスタグラムでは、無理せず体型維持する共働きOLのごはんなども紹介しておりますので、こちらもぜひよろしくお願いいたします。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!