帰省に旅行 保育園の先生にお土産を渡すべき?現役保育士が注意点から渡し方まで解説「お土産より土産話」
現役の保育士です。
筆者の勤務園でも、8月13日から16日のお盆の週は登園児が普段の1/4~1/5になる見込みです。
その間、帰省や旅行などに出かける予定と話してくれた子も多いです。
帰省や旅行に出かけた場合、お盆明けの登園時に保育園にお土産を持っていくべきでしょうか。
今回は、保育園へのお土産についてQ&A方式で解説していきます。
(※人物はすべて仮名)
帰省や旅行をしたらお土産を持っていくべき?
お土産は不要です。
不要ですが、いただくと嬉しいというのは本音です。
お土産としていただいたお菓子やおせんべいなど、職員みんな喜んで食べていますよ。
ただ、公立の保育園などではそもそもお土産含む贈り物は禁止という園もあります。
禁止の園では入園説明会の資料に書いてあることが多いので、改めて確認しましょう。
旅行の予定を話したらお土産を買っていかなくてはいけない?
たとえ、旅行や帰省の予定を先生に共有していたとしても、プレッシャーを感じないでくださいね。
お土産などの気遣いは不要です。
お盆翌週はお土産を持ってきてくれるお家も多いですが、体感では15家庭に1家庭程度の割合でしょうか。
旅行することを言うとお土産の心配をしなくてはいけないからという理由で、夏休みの予定を共有しなかったのならそれは誤解です。
夏休み前、3歳児以上になれば子どもたち自身で夏休みの旅行の予定を話してくれますよ。
- 「お泊りでディズニーシーに行く」というのは5歳児クラスのカスミちゃん。
- 「おばあちゃんちに行く。飛行機のる」というのは3歳児クラスのカツミ君。
- 「サンちゃんち、アメリカに行くんだって」とお友達の予定まで教えてくれるのは4歳児クラスのサクラちゃん。
保育士たちは夏休みの予定の話や、お盆明けのお土産話を楽しみにしています。
お土産は何個買うべき?
保育園にお土産は不要ですが、持参してくださるときは何個分持っていくべきか迷いますね。
お土産の個数は保育園の全職員数以上の数が入っている物をおすすめします。
保護者が接触するのは主に担任の先生ですが、園長・主任・フリー保育士・調理師・看護師など、保護者が思う以上に他の職員が子どもに関わっていますよ。
職員の人数は、玄関などに掲示されている職員一覧や年度初めに配布されるクラス担任発表のお手紙で分かります。
近くの先生に「職員は全員で何人ですか」と聞いても良いですね。
まとめ
保育園へのお土産について気になる疑問をQ&A方式で解説してきました。
「お土産より土産話」
お盆明けには、元気な子供たちのお顔が見られることを楽しみにしています。
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