メッツに続きヤンキースもシリーズ突破。ニューヨーク&ニューヨークのワールドシリーズなら何年ぶり!?
10月10日、ニューヨーク・ヤンキースは、ディビジョン・シリーズ第4戦に勝ち、リーグ・チャンピオンシップ・シリーズ進出を決めた。
前日のニューヨーク・メッツに続く、2チーム目の進出だ。あとのディビジョン・シリーズ、サンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャースとデトロイト・タイガース対クリーブランド・ガーディアンズは、どちらも2勝2敗。それぞれ、10月11日と12日に第5戦を行う。
メッツとヤンキースが同じ年のポストシーズンに揃い踏みしたのは、今年が6度目。両チームとも、リーグ・チャンピオンシップ・シリーズまで進んだのは、1999年と2000年に、今年の3度だ。
1999年は、メッツがリーグ・チャンピオンシップ・シリーズで敗退し、ヤンキースはワールドシリーズ連覇を成し遂げた。2000年は、両チームがワールドシリーズで顔を合わせ、ヤンキースが連覇を3に伸ばした。どの試合も2点差以内ながら、メッツは第3戦しか勝てなかった。
同じ年にポストシーズン進出のあと3度は、2006年、2015年、2022年だ。
ニューヨークに本拠を構える2チームによるワールドシリーズは、2000年だけではない。
ヤンキースが、ニューヨーク・ジャイアンツ(現サンフランシスコ・ジャイアンツ)とブルックリン・ドジャース(現ロサンゼルス・ドジャース)のどちらかと対戦したワールドシリーズは、13度を数える。2000年を含め、「ニューヨーク&ニューヨーク」のワールドシリーズは、14度ということになる。
ヤンキースは、ニューヨークのチームとのワールドシリーズで11度優勝を飾っている。それ以外のチームとのワールドシリーズは、優勝が16度、敗退は10度だ。
なお、ヤンキースのワールドシリーズ優勝は、2009年が最後。その後は、進出もしていない。メッツのワールドシリーズ優勝は、1969年と1986年の2度。最後の進出は、2015年だ。