自律神経が乱れると現れる"7つ"の不調!-自律神経ってどんなもの-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「自律神経が乱れると現れる"7つ"の不調」を解説していきます。
今回の目次
- 自律神経はどんなもの?
- 自律神経は2種類ある?
- 自律神経が乱れると現れる不調
- 自律神経のバランスを整えよう!
【1】自律神経はどんなもの?
自律神経とは、内臓や血管の働きを調節する神経です。
具体的には、消化・呼吸・心臓の運動・血管の運動・排便・排尿などに関わる
自律神経は、寝ているときや、ぼーっとしているときなど、無意識でも働いています。
【2】自律神経は2種類ある?
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられます。
交感神経は「アクセル」、副交感神経は「ブレーキ」というような表現をされることもあります。
交感神経は、ストレスなどで働きが亢進し、心臓の運動を活発化させるなどの作用があります。
また、副交感神経は、リラックスしているときに働きが亢進し、心臓の運動を抑制させるなどの作用があります。
本来は、交感神経と副交感神経はバランスよく働いていますが、なんらかの理由(ストレスなど)により、どちらかばかりが働いてしまう状態が、いわゆる「自律神経の乱れ」です。
【3】自律神経が乱れると現れる不調
「自律神経が乱れる」ことで現れる不調には、個人差があります。
そのなかで現れることがある代表的な不調をいくつか紹介していきます。
①動悸
自律神経が乱れることで、心臓の運動が刺激され、動悸(ドキドキする)が起こることがあります。
また、動悸が続くと「不安」になりやすく、それもまた自律神経の乱れを招いてしまいます。
②胃腸の不調(便秘・下痢など)
自律神経が乱れることで、胃や腸の運動が低下して、便秘や下痢が起こることがあります。
他にも胃もたれや消化不良も起こりやすくなります。
③喘息症状の悪化
自律神経は、空気の通り道である「気管・気管支」の収縮にも関わっています。
そのため、気管・気管支が狭くなって、喘息症状が悪化することがあります。
④発汗の異常(多汗など)
自律神経が乱れることで、特に何もしていないのに汗がたくさん出てくる(多汗)ことがあります。
特に脇(腋窩)・手のひら・足の裏で汗をかきやすいです。
⑤立ちくらみ
自律神経は、血管の収縮や拡張などにも関わっていて「血流」の調節をしています。
そのため、自律神経が乱れることで、立ち上がった時に、血流をうまくコントロールできず、立ちくらみが起こりやすくなります。
⑥頭痛
慢性的な頭痛には、ぎゅーっと締め付けるような痛みである「緊張型頭痛」と、ズキンズキンとするような痛みである「片頭痛」があります。
自律神経が乱れると、どちらも起こりやすくなります。
緊張型頭痛は血管が収縮(縮む)して起こり、片頭痛は血管が拡張(広がる)して起こると考えられています。
⑦肩こり・腰痛
自律神経が乱れることで、血流が悪くなりやすいです。
そして、血流が悪くなることで、老廃物が蓄積し、肩こりや腰痛などの痛みが起こりやすくなります。
自律神経の乱れによる不調は多彩であり、この他にも目の不調・肌のトラブル・睡眠障害なども起こることがあります。
【4】自律神経のバランスを整えよう!
自律神経のバランスを整えるには、ストレスの管理や日常生活が大切です。
具体的には下のようなことがあげられます。
- 日光を浴びる
- バランスの良い食事…極端なダイエットは避けたり、偏った食生活は避ける
- 適度な有酸素運動…激しい運動はあまりおすすめしません
- 適切な睡眠…睡眠は"時間"だけではなく、"質(スッキリ感)"も大切
- 深呼吸をする…呼吸は自律神経と関係が深い
- ストレスの解消…入浴やヨガなどがおすすめ
また、血糖値が高い状態(高血糖)が続くことでも、自律神経が障害され、働きが悪くなってしまうこともあります。
そのため、生活習慣病にも注意することが大切です。
最後までご覧頂きありがとうございました!