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2勝目をあげるのは藤井聡太竜王か、広瀬章人挑戦者か? 10月28日・29日、竜王戦七番勝負第3局

松本博文将棋ライター
(記事中の画像作成:筆者)

 10月28日・29日。静岡県富士宮市「割烹旅館 たちばな」において第35期竜王戦七番勝負第3局▲広瀬章人挑戦者(35歳)-△藤井聡太竜王(20歳)戦がおこなわれます。棋譜は公式ページをご覧ください。

 第1局は広瀬挑戦者、第2局は藤井竜王といずれも先手番の側が勝って、現在は1勝同士です。

 第3局は広瀬八段先手。ここまで2局、戦型は角換わりでした。第3局はどうなるでしょうか。

 両者の過去の対戦成績は藤井6勝、広瀬2勝です。

 藤井竜王の今年度成績は19勝5敗(勝率0.792)です。

 広瀬八段の今年度成績は14勝5敗(勝率0.737)です。

「富士宮やきそば」などで知られる富士宮市。地元の和菓子屋さんは今回の対局に向けて新たに「森林限界を越えて」というお菓子も準備されたそうです。

将棋ライター

フリーの将棋ライター、中継記者。1973年生まれ。東大将棋部出身で、在学中より将棋書籍の編集に従事。東大法学部卒業後、名人戦棋譜速報の立ち上げに尽力。「青葉」の名で中継記者を務め、日本将棋連盟、日本女子プロ将棋協会(LPSA)などのネット中継に携わる。著書に『ルポ 電王戦』(NHK出版新書)、『ドキュメント コンピュータ将棋』(角川新書)、『棋士とAIはどう戦ってきたか』(洋泉社新書)、『天才 藤井聡太』(文藝春秋)、『藤井聡太 天才はいかに生まれたか』(NHK出版新書)、『藤井聡太はAIに勝てるか?』(光文社新書)、『棋承転結』(朝日新聞出版)など。

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