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煮物は「1回、冷まして下さい!!」料理人が必死の声がけ【その理由とは?】

こんにちは、板前のぱぷちゃんです!

皆さんは「煮物」をよく作りますか?また、好きな煮物料理はなんですか?

そして、美味しい煮物の「絶対条件」ってなんだろう…料理人で私はしばらく考え、こう結論付けました。

具材に味が染みた「煮物」

煮物を作る上で、最大の課題かもしれません。

「具材に味が染み込む」これって一体どういうことで、いつ染み込むのか?美味しい煮物を作るにはこれらの原理を知る必要があります!

そして、最大のヒントはタイトルに、書きました。「1回、冷まして下さい」パッと見、意味がわからないと思うのでこれから分かりやすく、解説していきたいと思います。

煮物が好きな方、自分の煮物に納得がいかない方は最後まで読んで下さいね!

煮物が染み込むのはいつなのか?

煮物が染み込むのは一体、どのタイミングなのでしょうか?ちょっと、クイズを出してみたいと思います。

Q,味が染み込むのは、どっちのタイミング?
→ コトコトと煮ているとき
→ 煮たあとの冷えているとき

少し考えてみて下さい…。

答えは…後者!

煮物は、冷めるときに味が染み込みます。

多くの方は「コトコトと煮込んでいるとき」と考える方がいます。でもそれは、違うのです!

どういう原理なの?

なぜ、冷める時に味が染み込むのでしょうか?

ざっくり、説明しましょう!

まず、具材は加熱すると水分が抜けていきます。そして、冷やすと水分が戻ります。この戻るときに煮汁が食材の中に取り込まれ、味が染み込むのです。

なんだか、少し難しいお話ですね。

しかし、皆さんは理由まで覚える必要はありません!皆さんに今回覚えてもらいたいことは…

「煮物は『冷えた時に味が染み込む』という事」

あれ、味が薄いかな…?

煮物を作って『なんか、味が薄いな』『物足りたいな」と思っても調味料を足さないで下さい!

そういう時は冷ましてから(味を染み込ませてから)再度加熱して、食べてみて下さい。きっと『あれ、しっかり味がする』となるはずです。

「煮物」という料理は時間ある時に作る料理だと私は思います。

また、「2日目のカレーが美味しい」と言われるのも、きっとこれが原因ではないでしょうか?

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