【福島市】ブルーベリー名人の園で味わう贅沢なブルーベリー狩り体験|ブルーベリー園みうら
フルーツ王国福島市では、甘酸っぱい味わいのブルーベリーも旬を迎えています!特に、吾妻山麓エリアには、ブルーベリー園が多く広がります。今回は、ブルーベリーと共に人生を歩む三浦 正夫さんの営む「ブルーベリー園みうら」で摘み取りを楽しんできました。
農園の場所はどこ
ブルーベリー園みらうは、福島市桜本にあります。福島市街を一望できる山裾のワイナリー「吾妻山麓醸造所」や室町時代の趣を取り入れた東北の名庭園「浄楽園」から車で約5分。観光と合わせて楽しめます。
標高約250メートル、陽当りと風通しが良く、ブルーベリー栽培に適した場所にあり、約25種類を栽培しています。
天気が良い日は、美しき吾妻小富士を望むことができる絶景エリア。
ブルーベリーと生きる三浦正夫さん
この広大な農園を管理されているのが、園主の三浦正夫さん。食べておいしいのはもちろん、小さなベルのような白い可憐な花から秋の紅葉も楽しめて、多くの栄養が含まれることを知り興味を持ったのがきっかけで、2001年より栽培をはじめました。
三浦さんは、ブルーベリーを我が子のように365日見守り、愛情いっぱいに育てています。「死ぬまでブルーベリーと生きていく」という三浦さん。ブルーベリーへの深い愛を感じます。
栽培方法のこだわり
三浦さんのブルーベリー栽培のこだわりは「土づくり」です。自分の畑に合う針葉樹と広葉樹などのウッドチップが敷き詰められています。乾燥を防ぎ水分を常に保ち、除草効果もあります。ウッドチップからかぐわしい香りも漂っていました。
また、ブルーベリーは酸性の用土でないと健康に育たないと言われていて、こまめに測定器で酸度を計り、硫黄粉を巻くなどして酸度の調整も行っています。
ブルーベリー収穫の楽しみ方
さて、摘み取りの案内はこちら。
それでは、いざ摘み取りへ!
食べごろのブルーベリーの特長は、実がふっくらと全体が黒く色づいて黒光りしていて、おしりの部分周辺までしっかりと黒く色づいています。ブルーベリーは、収穫後追熟しないそうなので、熟したものを摘み取るとおいしく食べられますね。
果実を優しく持ち上げるだけで、ポロッと摘み取ることができます。味見をすると、皮も実もやわらかくて、甘酸っぱい味わいが口の中で踊ります。
今回摘み取った品種は、主に「チャンドラ」という、大きくて甘みと酸味のバランスも良く、時には500円玉サイズの大きさにまでなるブルーベリーです。
さまざまな木のブルーベリーを摘み取りながら味見しましたが、木によって甘みも酸味も異なり、お気に入りの木を探すのもとっても楽しい時間でした。
約500グラム摘み取って、お値段は、1,200円とリーズナブル!
三浦さんによると、食べきれないときはすぐに冷凍保存がおすすめで、ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」は、冷凍すると含有量がアップするデータもあるそうです。半解凍くらいで、シャリシャリとした食感も楽しむのも一押し。
ブルーベリー園みうらの摘み取りは、7月末頃まで楽しめます。ただし気象条件などによっても前後しますので、事前にお電話でご予約の上お出かけください。
また、公式Webサイトのほか、福島県観光物産館でも販売中です。ジュースやジャムなどの加工品は、道の駅ふくしまでも販売しています。
ぜひ、ブルーベリー名人三浦さんが愛情いっぱいに育てた果実を味わってみてくださいね。
※写真や内容は、掲載時の情報です。最新情報は、公式サイトやSNSでご確認ください。
ブルーベリー園みうら
住所:福島県福島市桜本字玉南28-15
電話 024-591-5566 又は 080-1805‐4463(担当:宍戸様)※要予約
駐車場:あり
HP:公式サイト
SNS:公式Facebook
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