先日、福島市の吉井農園の無人販売所で「桃の詰め放題」を体験し、その様子をInstagramに投稿したところ、なんと87万回以上再生されるほど話題となりました。そんな吉井農園の「サクランボ直売入口店」の様子をリポートします。

気になる「もも」の幟の先には…

吉井農園は、福島市沖高堰添にあります。福島駅方面から車で向かうと、福島北警察署を通り過ぎて、果樹園の間を進むと、右手に「もも」の幟が見えてきます。この幟を見るたびに実は気になっていました。

SDGsを実践する吉井農園

吉井農園では、さくらんぼ、桃、ぶどう、りんご、柿などを栽培しています。遊休農地を引き取って再活用し、年々栽培量を増やしてきました。SDGsな取り組みで、地元で持続可能な農業を実践する姿勢が魅力的です。　

ヤギが出迎える直売所

駐車場に車を止めると、目の前に「ヤギ小屋」が！この日はなんと8頭もヤギがいて「メェ〜メェ〜」と目が合い、とても癒されました。

スタッフさんに聞くと、ヤギたちは時々直売所の果物を狙ってくるとか。おいしい果物にヤギも惹かれているようです。

大人気！「詰めホー」で桃を満喫

さて、みなさんが気になっているであろう「詰め放題」、通称「詰めホー」は、直売所の入り口付近にあります。

私が訪れた2024年9月11日、ラッキーなことに「さくら白桃」の詰めホーがまだ行われていました。備え付けのポリ袋に、できるだけたくさん詰められるのが、楽しくて病みつきになりそうです。

詰め放題の様子は、動画をぜひご参考ください。
https://www.instagram.com/reel/C-xXInASIbU/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

そろそろ桃から秋の果物にバトンタッチされる頃。りんごの詰め放題を今か今かと待ち焦がれています（笑）季節ごと果物の詰め放題が楽しめるのが本当に嬉しいですよね。

他にも、りんごは、8個以上入って500円というお得さ。紅玉らしい酸味があって、歯応えも良くて、大満足です。

試食もできる直売所

発送を行なっている直売所もあります。発送用の果物を自分で選べるのも直売所の魅力の一つです。

さらに、シャインマスカットの試食もさせていただきました！ハリがあり、甘くてとってもジューシーで、贈り物に喜ばれること間違いなし。

看板の「さくらんぼ大将」とは

最後に、気になっていた農園の看板「さくらんぼ大将」について聞いてみました。

これは、茂庭地区を舞台にしたNHK連続ラジオ・ドラマ「さくらんぼ大将」（昭和26年1月から昭和27年3月まで）をモチーフにしたものだそうです。音楽を担当したのは福島市出身の作曲家、古関裕而先生！福島市への想いが詰まったイラストだと知り、思わずほっこりした気持ちになりました。
気さくなスタッフとヤギが出迎える「吉井農園」で、名物「詰めホー」をあなたもぜひ一度はご体感ください。

※写真や内容は、掲載時の情報です。最新情報は、公式サイト等でご確認ください。