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冷凍食品は「再冷凍しないで下さい!」料理人が全力の呼びかけ【そのワケとは?】

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

皆さん、「冷凍食品」は好きですか?
私も忙しい日には、手軽に美味しく食べられる冷凍食品にお世話になることが多いです。特に、最近はクオリティもどんどん上がっていて、簡単なのにプロ顔負けの味を楽しめる商品が増えています。
冷凍餃子やパスタ、デザートまで、選ぶのが楽しくなるくらい種類が豊富です。

そんな便利な冷凍食品ですが、皆さんも一度は『冷凍食品を再冷凍しても大丈夫なの?』と疑問に思ったことがあるのではないでしょうか?

『食べようと思ったけど、やっぱいいや』そんな場合は果たして、再冷凍をしても良いのでしょうか?

今回の目次

  1. 冷凍食品は再冷凍しないで下さい!
  2. 冷凍食品は3ヶ月以内に食べる
  3. まとめ

冷凍食品は再冷凍しないで下さい!

今回のタイトルにも書いてますが、「冷凍食品は再冷凍しないで下さい!」
つまり、一度「食べよう」と思って解凍したものを、再び冷凍するのは避けてほしいのです。

なぜなら、再冷凍することで食材の味や食感が大きく損なわれるだけでなく、食材の品質や安全性にも影響を与えてしまうからです。

実は、この冷凍食品の「再冷凍問題」に関して…
【株式会社 明治】さんの「Q&A」で、次のように注意喚起されています。

一度解凍した冷凍食品の再凍結はお勧めしておりません。
冷凍食品は製造段階で急速に凍結しておりますが、一度解凍した商品をご家庭で再び凍らせるとゆっくりと凍結されます。この場合、商品の組織が変化したり、食感が悪くなったりすることがあります。再凍結後は元の品質には戻りませんのでご注意ください。

引用元:一度解凍した冷凍食品を再び凍らせて保存してもいいですか(株式会社 明治)

このように、食品メーカーも再冷凍を避けるべき理由を明確に示しています。せっかく美味しく作られた冷凍食品も、再冷凍でその魅力を大きく損なってしまうんです。

冷凍食品は3ヶ月以内に食べる

せっかくなので、冷凍食品の「賞味期限」についても少し語りたいと思います。
9月に突入したとはいえ、まだまだ暑い日が続いていますよね。暑くて、料理をする気にならず、冷凍食品に頼ってしまうことも多いのではないでしょうか?

でも、そんな冷凍食品も無期限で保存できるわけではありません!

冷凍食品は確かに−18度以下で保存することで腐敗しません。しかし、腐敗しないからといって、いつまでも美味しく食べられるわけではありません。

商品にもよりますが、冷凍食品の未開封での賞味期限は1年のものが多いです。

『じゃあ、1年間は大丈夫か!』と思うかもしれませんが、私としては、できるなら3ヶ月以内に食べ切ってほしいと思います。

その理由は、「家庭用の冷蔵庫」にあるのです。

家庭用の冷蔵庫は、どうしても開閉が頻繁になりがちですよね。
これが冷凍食品にとっては厄介なのです。冷凍庫の温度は基本的に-18度以下を保つことで食品を保存していますが、開け閉めが多いと冷蔵庫内の温度が一時的に上昇してしまいます。この温度変化が繰り返されると、冷凍食品の品質が少しずつ低下してしまうんです。特に、食感や風味が劣化しやすくなり、冷凍焼けや霜が付着する原因にもなります。

冷凍食品を美味しく長持ちさせるには、一定の温度でしっかり冷凍されていることが重要です。

お家に業務用の冷凍庫があるなら別ですが、ほとんどの家庭ではそうではないと思います。だからこそ、家庭用冷凍庫では3ヶ月以内に食べ切るのがオススメです!

まとめ

  • 冷凍食品は再冷凍しないで下さい!
  • 再冷凍することで食材の味や食感が大きく損なわれるだけでなく、食材の品質や安全性にも影響を与えてしまう
  • 冷凍食品は3ヶ月以内に食べる

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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料理人の視点から、日々の食卓に役立つ「コツ」や「食材の扱い方」をお届けしています。旬の食材を無駄なく美味しく使い切るアイデアや、プロならではの保存方法など、皆さんのキッチンで活用できる情報をわかりやすく解説!【保有資格】調理師免許(国家資格)・食品技術管理専門士・フードコーディネーター

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