世界ランカー対決を控えたWBCスーパーウエルター級6位
25勝(18KO)2敗で、WBCスーパーウエルター級6位にランクされるエリクソン・ルビン。今週末、同4位のへスス・ラモス・ジュニア戦を控えたルビンがコメントを発表した。
「私は様々な経験をしてきた。ラモスは若く、無敗で、大きな試合の前座に出場している。彼は、私が持っているものを奪いたいと思っているだろう。9月30日に、この若者の夢を阻止するのが自分の仕事だ。これは私にとって重要な戦いだ。私が、この階級のトップであることを世界に示してみせる。
南フロリダで行った今回のトレーニングキャンプで、特に変わったことはしていない。これまでとは違う点は、戦いのプランだ。私たちは全てのトレーニングキャンプで全力を尽くす。本当にハードにトレーニングしており、それが生きるためのプログラムなんだ。私は若手やベテランと、200ラウンド以上の濃いスパーリングをこなした。今、自分の感覚は研ぎ澄まされている。
ラモスが(3月に)ジョーイ・スペンサーと戦う前に、我々は対戦のオファーを出した。当初、彼らは『NO』と言ったんだよ。
成長過程にあるラモスとの対戦は、とても楽しみだ。彼は若いライオンで、私はより経験を積んだライオンであることを彼に分からせたい。私は彼以上に飢えている。
私のキャリアを見てほしい。自分は世界最高の選手の一人であると感じているし、ボクシング史上ベストファイターの一人として名を残したいと思っている。仮にYouTuberと戦うとしても、同じくらい熱心にトレーニングするだろう。私は全ての試合が、自分にとって最も重要なものだと捉えている。特にこのファイトは、タイトルに近付けるしな。
私は、セバスチャン・フンドラとジャーメル・チャーロへの雪辱を果たしたい。それには、もう一度世界タイトルを狙う必要がある。自分自身を証明するためにも、いい形で勝たねば。
私は精神的に強い。そして、自分自身を心から信じている。己の才能を知っているんだ。チャーロ戦での自分は若過ぎた。チャーロは30戦目だったが、私は19戦目だった。経験値に差があったな。
フンドラ戦は、私が勝っていた。しかし、私のトレーナーはタオルを投げ込まなければならなかった。彼はボクシングを超えて私を気遣ってくれる。私たちはまた別の日を戦うために生きている。自分の意志でカムバックを決め、再スタート地点に立ち、賢さを増した。今、まさに全盛期を迎えているところだ。私は27歳で、9月30日にベストの自分を披露してみせる。興奮しているよ。9月30日は素晴らしい夜になるさ。
PPVで自分のファイトが放送される日を待っていた。自分の潜在能力を引き出してくれそうな気がする。私のチームは、10週間の厳しいキャンプを行った。これこそ、自分が求めたものだ」
さて、エリクソン・ルビンは生き残れるか。