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人間関係に悩んでいる人へ。ガンジーの名言「弱い者は、相手を許す…」英語&和訳(偉人の言葉)

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。

今回はマハトマ・ガンジーの名言をご紹介します。マハトマ・ガンジー(1869~1948年)はインド独立の父として知られる政治指導者です。

今回は、人間関係に悩んでいる人に届けたいガンジーの名言をご紹介します。

ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。

人間関係に悩んでいる人へ。ガンジーの名言「弱い者は、相手を許す…」英語&和訳(偉人の言葉)

“The weak can never forgive. Forgiveness is the attribute of the strong.”

「弱い者には相手を許すことができない。寛容さとは強き者の特性である」

Mahatma Gandhi(マハトマ・ガンジー)

知らず知らずのうちに恨みを抱いているということがあるのだなと、最近気づいたのですね。私は子供の頃声が小さかったのですね。滑舌が悪かったというのもあるかもしれませんが、それについて母によく「何を言っているのか分からない」とか「声が小さい」とか、言われていたのですね。

私の母は今70歳なのですが、持病をいくつか抱えていて、その影響もあって、声が小さくなってきたのですね。言っていることが聞き取れないということが増えてきて、そこで気づいたのが、私は母に「声が小さい」と言われたことを恨んでいたのだなと。

自分が昔、母から同じことを言われていたので、「声が小さい」と自分も母に対して言いたくなるのですね。自分の恨みを晴らそうとするというか。ただ、母としては好きで小さな声で話しているわけではないのですね。大きな声が出ないのですよね。なので、私が「声が小さくて何言ってるか分からない」とか言うと、不機嫌になるのですね。私もそういうことを言って母を怒らせてしまうと、それについて罪悪感を感じるのですね。

結局、誰も幸せにしないことをしているなと。

人に意地悪をしてしまうときというのは、気持ちに余裕がないときですよね。すごく幸せな気分の時に、誰かを傷つけようだなんて思わないですよね。深呼吸をして、いったん心を落ち着かせる。それだけでも多少違いはあるかもしれないなと、これからちょっと試してみようと思っています。

“He that cannot forgive others breaks the bridge over which he must pass himself; for every man has need to be forgiven.”

「人を許すことができない人は自分が渡らなければならない橋を壊しているのです。この世に許しが必要ない人など誰もいないということです」

Thomas Fuller(トーマス・フラー)

“Anger is never without a reason, but seldom with a good one.”

「怒りには必ず理由があるが、正当な理由があることはめったにない」

Benjamin Franklin(ベンジャミン・フランクリン)

“Holding onto anger is like drinking poison and expecting the other person to die.”

「怒りにとらわれるのは、毒を飲んで相手が死ぬことを期待するようなもの」

Buddha(ブッダ)

いかがでしたでしょうか?今回はマハトマ・ガンジーの名言をご紹介しました。

私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ガンジーの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ガンジーの名言を23句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ベンジャミン・フランクリンの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ベンジャミン・フランクリンの名言を24句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

お読みいただき、ありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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