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【京都市】伏見区 『醍醐寺』「京の冬の旅」非公開文化財特別公開「源氏物語と紫式部」ゆかりのものを♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都の伏見区にある真言宗醍醐派総本山で世界遺産である『醍醐寺』さん。

『高津商会』の小道具たちも映画やドラマの撮影だけでなく中継などでも大変お世話になっている場所です。

2月23日には毎年、力持ちでも知られる「五大力尊仁王会」(通称「五大力さん)で多くの人が訪れます。

私も毎年、「五大力」さんのお札をいただきに参拝します。

2023年は山門の外まで長い列が続いていましたが、2024年は雨が降っており寒かったからか比較的スムーズにお参りできました。

お札をいただくと、修験者により霊力を注いでいただきます。

般若心経や真言が声高らかに唱えられる中、お札を火にくべていただきます。

『醍醐寺』さんは、山号を醍醐山(深雪山とも)と称し、本尊は薬師如来です。

有名な五重塔を通り、いつもの「力餅」をいただきます。

「醍醐寺」さんは、所蔵する彫刻・絵画・仏像などは数多く「密教美術の宝庫」と言われています。

醍醐山に200万坪もの寺域が広がる「醍醐寺」は、見どころがたくさん!

醍醐寺霊宝館」では、「京の冬の旅」非公開文化財特別公開が開催中。

「五大力」の日は特別に入場無料でした♪

水晶に輝く仏像が待つ神秘的な「密教美術」をはじめ、初公開のものも沢山あると聞き入る前からワクワク。

大河ドラマにちなみ「源氏物語と祈りの世界」の特別展示が行われています。

『源氏物語』といえば、『高津商会』にも立派な「源氏の間」を装飾する小道具たちがたくさんあります。

とっても気になる展示会です。

「霊宝館」には、毎年数回はお伺いさせてもらってます。

庭の梅が綺麗に咲き始めていました。

「京の冬の旅」では14年ぶりの公開となる霊宝館。

貴重な仏像や経典などだけでなく、仏教美術や「源氏物語」や紫式部ゆかりのものなど勉強になるものばかりです

真言宗を学びながら、藤原氏らとの歴史上での関係なども興味ぶかかったです。

修験の祖と言われる役行者(えんのぎょうじゃ)とも縁が深い「醍醐寺」さん。

歴史や宗教だけでなく、文化的にも多くの教えをいただけますよ♪

世界遺産『醍醐山 醍醐寺』
住所;京都市伏見区醍醐東大路町22
時間;10時〜15時30分(受付終了)※1月27日~3月3日の公開
定休日;期間中なし
『京の冬の旅」入場料;800円

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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