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Appleの認定整備済製品を買うデメリットとは?

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Appleの認定整備済製品(リファービッシュ品)を購入する際のデメリットを解説!

メリットも解説しています。

Appleの認定整備済製品(リファービッシュ品)とは

まず最初にAppleの「認定整備済製品」という言葉の意味を確認しておきましょう。

多分、このタイプの製品に対してこの呼び方をするのはAppleだけです。

出典:https://www.apple.com/jp/shop/refurbished

今、一般名詞をあてるとするなら「リファービッシュ品」になると思います。かつてはリワーク品などの名目で世に製品が出ていたこともありました。

リファービッシュ品とは何かと言いますと、基本的には初期不良交換でメーカーに戻ってきた製品を「メーカー自ら」整備と再調整などを行なったのち、主にメーカー自身が再販売を行う製品のことを言います。

中古を扱う業者であればほぼ間違いなく「新品同様品」扱いぐらいになるであろう程度のとても良い製品になります。

何せユーザーのところでは本格的に使われる前に何らかの不具合が出てメーカーに出戻りしたはずですから。

一度、初期不良がでたとは言え、その故障ポイントはメーカーがしっかり修理と調整を行った上での再出荷ですので、リファービッシュ品を購入した際に不具合が出る確率は新品同様の低さと考えて大丈夫です。この辺りを不安に思う必要はないでしょう。

ただ、リファービッシュ品にもデメリットはあります。(もちろんメリットもあります。)

以下でその中身を詳細に確認していきます。

関連記事:Appleの認定整備済製品をお得に購入する方法

Appleの認定整備済製品(リファービッシュ品)のデメリット

まずはAppleで言うところの認定整備済製品、リファービッシュ品のデメリットから確認していきましょう。分りやすいポイントを4つピックアップして解説します。

新品ではない

まず最初に覚えておくべき点は、「リファービッシュ品は新品ではない」という当たり前と言えば当たり前のポイントです。

スマートフォンやパソコンなど、様々な製品を購入するときに新品にこだわりたいユーザーには最初から向いていない商品です。

最初のユーザーの利用履歴がほとんどなくメーカーがガッチリ再整備を行っている製品とは言え、リファービッシュ品は新品扱いにはなりません。

他業者の扱う中古品より高い

リファービッシュ品の販売時に「中古」と明示されることはありませんが、一度ユーザーの手に渡って短時間でも使用されている以上、分類としては厳密には中古になるはずです。

そういう括りで見ると、リファービッシュ品は第三者が扱う中古品よりはかなり高い値札がつきます。中古扱いの新品同様品などと書かれるような状態が非常に良いものよりも、概ねリファービッシュ品の方が高い価格に設定されます。

出来るだけ安くデバイスを入手したい場合には、ちょっと気をつけた方がいいポイントになるでしょう。

販路が限られている

リファービッシュ品は基本的にはメーカー自体が販売を行います。まれにメーカーが指定した別の企業が修理や調整、再販売を担当するケースもありますが、Apple製品の場合には基本Apple社が販売までを行います。

様々な業者間で価格を比較して安い所から購入、といったことはほぼ出来ません。

欲しい製品があるとは限らない

4つめとして、新品とは違ってリファービッシュ品には欲しいモデル、欲しいグレードの製品の在庫が必ずあるとは限らない点にも注意が必要です。これはリファービッシュ品の元が初期不良交換対象となった製品が主なものであることがその理由です。

当たり前のお話ではありますが、「狙って」リファービッシュ品の元になる初期不良製品を作れるわけはありませんから、どんなリファービッシュ品が出てくるかは運次第の面が非常に強いのです。

ですので、欲しいと思ったときに欲しいスペックの製品の在庫があるとは限りませんし、入荷を待っても空振りになる可能性もそれなりにあります。在庫数も限定的なことの方が多いので、気に入った製品の在庫との巡り合わせは「一期一会」ぐらいに思っておいた方がいいかもしれません。

まあ、リファービッシュ品が多い=初期不良率が高い、ってことでもありますので、潤沢なリファービッシュ品の在庫っていうのもあまり歓迎できることではなかったりもしますが。

Appleの認定整備済製品(リファービッシュ品)のメリット

一応、リファービッシュ品を購入する・使うメリットについても触れておきましょう。メリット/デメリットは両方を知ってそのバランスで物事を考えるものでしょうから。

出典:https://www.apple.com/jp/shop/refurbished/about

最新モデルも買える(可能性がある)

リファービッシュ品は多くの場合、初期不良交換でメーカーに戻ってきた個体がベースです。このため基本的にはその時点で生産し続けているモデルが再調整を受けて世の中に戻っていくことになります。

ですので、よほどのことがない限り旧モデルのリファービッシュ品がずっと後まで残ることはありません。基本、扱われるリファービッシュモデルは現行機種のもの、と考えていいでしょう。

モデルチェンジのタイミングにぶつかると、1世代前の機種が混じることはあります。

新品よりは安い価格

メーカー自身の手になる修理と再調整が行われているとは言え、リファービッシュ品は厳密には中古品的な分類をすべき商品です。そういった兼ね合いもあって必ず本当の新品よりも割安な価格が付けられます。

Appleの認定整備済製品の場合には他社と比較すると値段の差は小さめのようですが、それでも最大15%程度新品よりも安い価格で購入できるようになっています。

メーカー保証がつく

第三者が扱う中古品の場合、その販売を行う会社が独自の保証を付けることがありますが、基本的にはその期間はかなり短期です。数ヶ月保証があるのならそれは御の字と言っていいでしょう。

これに対しリファービッシュ品はメーカー自体が保証を付けてくれるのが大きなメリットになります。Appleの認定整備済製品の場合には1年保証がつきますので、こちらに関しては新品と同じ扱いと考えていいでしょう。

スマートフォンやパソコンなどのIT関連デバイスは、初期不良が出やすい時期さえ乗り切ってしまえばあとは寿命までかなり安定して使い切れるものですが、それでもしっかりした保証期間があるのは安心感に繋がります。

活用したい認定整備済製品

上記の通り、リファービッシュ品にはメリットとデメリットがあります。他の中古品に比べると大幅に新品寄りの性格になっているとは言え、やはり本当の新品とは違う部分もあります。

出典:https://www.apple.com/jp/support/products/

それらがそれぞれのユーザーにとってどれぐらい重視する要素かで判断は異なってくるでしょう。ですが、純粋にコストパフォーマンスだけを見るとリファービッシュ品がとても優秀なことに間違いはありません。

中身を把握した上で上手に活用したいですね。

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