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深夜から早朝にかけて存在感を増す地元の人々が集うオアシス〈9周年を迎えた人気の博多豚骨ラーメン店〉

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

 福岡県福岡市中央区の清川。2015年11月10日。福岡市の中心街、天神エリアに隣接する「清川」という場所で創業し、今年9周年を迎えた早朝6時までの超深夜型の博多豚骨ラーメン専門店〈ラーメンしんたろう〉。来年には10周年を迎えるというお店の中で、度重なる酔っ払い姿で訪れ、時に定かでない記憶の中、ベロベロの状態で何度となくいただいたラーメンの味を感慨深く思い出す今日この頃。

夜から朝にかけてのラーメンシーンとは?

営業開始時間は以前の18時台から、いま現在は20時となったものの早朝5時半のオーダーストップで6時までの営業というスタイルは今も変わらずのまま。そのため、深夜帯にお仕事を終えた人たちのオアシスとしての利用も多く、真夜中の時間にもかかわらず連日賑わいをみせている。

さらに閉店間際には徹夜で飲み明かしたグループが滑り込みで来店することもあったりして朝に近づけば近づくほど、まろやかでコク深い豚骨100%のラーメンを求めてお客さんが訪れるという相変わらずの人気ぶり。それが、深夜から早朝にかけてのラーメンシーンに対応できる博多の豚骨ラーメン店〈ラーメンしんたろう〉。早朝6時まで変わらずとんこつ営業中だ。

濃厚ながらグビグビと完飲できるスープ

この日は飲み会の後のシメの一杯を求めて訪れた。朝まで開いているので夜遅くても安心して訪問できるのと同時に温かく迎え入れてくれる。取りあえずのビールを飲みつつ、その後ハイボールに切り替えながら、おつまみに「おでん」と卓上の「辛子高菜」を楽しむ。

周りを見渡すと楽しそうにカウンターでラーメンを啜っているカップルや上司と部下なのかテーブル席で真剣に向き合っているグループ、お一人様で酔いが回ったのかカウンターで突っ伏している人も居て様々な人間模様がうかがえる。

卓上に設置されている無料の「辛子高菜」と「紅生姜」
卓上に設置されている無料の「辛子高菜」と「紅生姜」

そうしているうちに徐々に後客も増えはじめたのでお目当てのシメの「ラーメン」を選択。追加で「煮たまご」をトッピングし麺の硬さは「カタ」で注文した。

待つことしばし。配膳された一杯は、100%純豚骨の〈ラーメンしんたろう〉の美味しいスープ。コクと旨みがあり少し時間が経つとあっという間に脂の膜が張るほど濃厚なのに、なぜかグビグビと飲める一杯。

合わせる麺は、角のある形状の細ストレート麺で、スープともよく絡んで抜群の相性。ぜひおすすめしたい逸品。真夜中かが近づき、満席になりそうな勢いなので、その前に退散。ごちそうさまでした。

福岡市の繁華街「天神」や歓楽街の「中洲」といった場所からも近く、ご旅行やご出張の際のラーメン居酒屋としてのご利用やシメのラーメンのみにも最適です。

お一人様でお酒を飲みながら、ゆったり過ごしたいなら開店時間の「20時」頃がおすすめの時間帯で、お酒のお供は、人気の「チャーハン」、博多名物の一口餃子「焼ぎょうざ」や「水ぎょうざ」、「おつまみチャーシュー」、さらに、これからの季節にはバリエーション豊富な「おでん類」も楽しめます。

自身はセルフで取って申告する「おでん」をおつまみに、普段なら生ビールからハイボールへ切り替えるのがルーティンになっている。ぜひ機会がありましたらご体感ください。

ラーメンしんたろう

住所  :福岡県福岡市中央区清川2丁目11-33[地図
営業時間:20時00分~翌6時00分(L.O.5時30分)※要確認
定休日 :月曜日 ※要確認
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり
要確認 :ラーメンしんたろう(※インスタグラム)

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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