スパイスカレーの名店が研鑽を積み満を持してリリース〈福岡のラーメン好きも唸る渾身のスパイスラーメン〉
2018年12月の創業以来、まもなく6周年を迎える〈大名カレー中村屋〉。福岡県福岡市中央区の繁華街・天神に隣接する大名にあるバーのお昼の時間を使った間借り営業からその歴史はスタートした。数十種類あるこだわりのスパイスを重ねて仕上げたチキンやキーマなどの「スパイスカレー」と「スモーク料理」などを提供するカレーの専門店として一躍人気を獲得し、その後はいくつかの間借り営業を経験。福岡市博多区の祇園エリアへ移転後、さらに2021年には再び創業の地である大名へ舞い戻り、押しも押されもせぬ人気カレー店として現在に至る。
渾身のスパイスラーメンの提供を開始
この日、訪れた理由は、前の週に忙しい一日の流れの中で、偶然ゆったりとした時間が訪れたその時を利用して、ラーメン好きな方ばかりをフォローしているインスタグラムのタイムラインを眺めていたら、見た目にもキレイなとても美味しそうな(焦茶色のカレースープのような)ラーメンが流れてきた。そのリンク先が〈大名カレー中村屋〉の「スパイスラーメン」で、見た瞬間『これは食べたい』と直感的に思ってしまい、翌週の開店時間直後に訪れてみた。
訪れた時刻は10時半過ぎ。ほかの飲食店よりも若干早い開店時間なので混雑を避けるには最適。福岡市の「中央区役所」からほど近い場所で昭和通り沿いに面した大きなマンションの2階に存在する。
店頭でお店の所在と開店を確認し、店内に入ると、カウンターとテーブル席で構成された空間で、オシャレなバーのような雰囲気。さらに明るい時間帯のため大きな窓ガラスから陽射しが差し込み店内はとても明るい。
入口すぐそばの左手にある券売機に近づき画面を操作しようとすると現在はスパイスカレーのメニューの画面が中心のようでお目当てのスパイスラーメンのメニューは無さそう。
スタッフの方に『ラーメンが食べたいんですけど♪』と自己申告すると、すぐ横にあるスパイスラーメン用のメニュー表をご案内いただき、その中から単品の「スパイスラーメン」とトッピングの「燻たま」を選択した。
カウンターの空いている席に腰を下ろし、ゆったりと待つ。目の前ではちょうど調理されている「スパイスラーメン」を作る工程を眺めながら待つことしばし。
目の前に配膳された「スパイスラーメン」は、スパイスの効いた複雑な香りで、もうそれを感じるだけで絶対的な美味しさを纏う一杯。
スープは〈大名カレー中村屋〉のチキンカレーをベースとして、鶏ガラから摂った出汁スープをブレンドした旨みと香り、ほどよい辛味がバランスよく配合された逸品。
合わせる麺は「製麺屋慶史」謹製のモチモチ食感の中細のちぢれ麺で、極旨スープをしっかりと絡めとり、抜群の相性に仕上がっていた。具材は、提供直前に炙られたチャーシュー、ほうれん草、韓国のり、レモンと、追加トッピングした燻たまと、どれも「スパイスラーメン」の美味しさを引き上げる相乗効果を発揮。とても満足度の高い逸品だった。大変美味しくいただきました。
最後に。現在は、昼も夜も「スパイスカレー」とともに「スパイスラーメン」も提供されていますが、ひと月ほど様子を見て、夜営業のみにするなど、今後どうするかを検証しながらこれからの営業に反映させていくそうです。できれば、今この瞬間、この機会に一度訪れてみてはいかがでしょうか?
大名カレー中村屋
住所 :福岡県福岡市中央区大名2丁目10-38 2F[地図]
営業時間:10時30分〜15時30分L.O.(火水木金土日)
:18時30分〜20時00分L.O.(火水/金土/)
定休日 :月曜日
駐車場 :専用駐車場なし、近隣有料駐車場あり
要確認 :大名カレー中村屋(※インスタグラム)