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ペゲーロ(元楽天)本領発揮の3戦連続弾 チーム4連勝中10打点をマーク<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7号2ランを放ったカルロス・ペゲーロ(写真:LGツインズ)

韓国KBOリーグは雨天中止分を試合編成し、月曜日の16日も3試合が行われました。

スウォンKTウィズパークのKTウィズ対LGツインズはLGが4-2で勝って4連勝。

LGは1-1で迎えた5回表、1死一塁で3番のカルロス・ペゲーロ選手が右中間の上段へ勝ち越しの7号2ランを放ち、この一打が決勝打となっています。

ペゲーロ選手は3試合連続ホームラン。3日続けて3打点を記録し、チームの4連勝中に10打点を挙げるなど、9月に入ってからの16打点はリーグトップです。

連日の猛打賞で5試合連続安打のペゲーロ選手、9月の打率は3割5分6厘と好成績をマーク。

シーズン途中の7月16日にLG入りしたペゲーロ選手は期待された一発がなかなか出ず、チーム内に獲得を疑問視する声もありましたが、ここにきて本領を発揮しています。

この日、3位トゥサンベアーズが2位のキウムヒーローズに敗れて3連敗を喫したため、4位のLGは3位とのゲーム差を4に縮めました。

◆「ポストシーズンの日程は今後発表」

残り試合が最も少ないキウムは5試合、最も多いトゥサンが11試合とシーズンは佳境に入りました。しかし上位5チームが出場するポストシーズンの日程はまだ発表になっていません。

例年、公式戦の進行状況に合わせて発表されるポストシーズンの日程。今年は11月6日からプレミア12が行われるため、約1か月を要するポストシーズンは10月上旬にスタートの見込みです。

以下が3試合の結果です。

◇9月16日(月)の結果

・トゥサン 3- 6 キウム(チャムシル)

 勝:ヨキッシュ

 敗:リンドブロム

・KT 2- 4 LG(スウォン)

 勝:イム チャンギュ

 敗:キム ミンス

・サムスン 1- 11 ハンファ(テグ)

 勝:キム イファン

 敗:チョン インウク

⇒ 2019年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)

⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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