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ルアーはエサ釣りより節約になる?節約どころか出費が膨らむ結果に

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釣りをしていると何かとお金がかかってしまうものなので、費用を抑えるために試行錯誤している方も多いのではないでしょうか?

筆者も学生時代にエサ釣りをしていたのですが、例えばサビキをやるにしても

  • 仕掛け代:300~400円程度
  • コマセ代:500円程度
  • 刺し餌:300円程度

と、釣行ごとに1,200円程度かかるのは出費がかさむなと感じていました。

そこで目を付けたのがルアーフィッシング

基本的には細々したアイテムを除けばロッドとリール、そしてルアーがあればできるため「ルアーをロストしなければ釣行あたりの費用もゼロで押さえられるのでは?」と思っていました。

その後、ルアーフィッシングを10年以上続けてきた訳ですが、では実際のところルアーフィッシングは節約になったのでしょうか?

ルアーフィッシングは節約になる?10年以上続けて出した答えとは?

釣行ごとの出費がかさむエサ釣りと、ロストがなければ理論上は釣行ごとの出費は基本的には不要なルアー。

果たしてルアーフィッシングが節約になるのかというと、答えは「断じてNO」です。

エサ釣りと同じくらいお金がかかるというレベルであればまだよかったのですが、ルアーフィッシングをきっかけに釣りの沼の奥深くまでズブズブとハマってしまったのでした。

ルアーフィッシングにお金がかかる理由

エサ釣りよりも節約になるかもと思って始めたルアーフィッシングですが、ロストしなければ出費が出ないはずなのにどうしてお金がかかってしまうのでしょうか?

ここからは筆者の経験をもとにお金がかかる理由について考察してみました。

ルアーの数が半端じゃない

一つ目の理由は、使用するルアーの数が半端じゃないことです。

エサ釣りであれば先ほどのシミュレーションであれば釣行ごとに1,200円程度はかかってしまうことになっていたのですが、最近のルアーの金額はジャンルにもよりますがおよそ1個1,500円~2,000円程度

「じゃあエサ釣り1回分より少し高いくらいか」と思った方、要注意です。

ルアー1個で1釣行分を楽しめればこの試算でも間違いはないのですが、基本的にルアーフィッシングはレンジやアクション、飛距離、などによってルアーを1日の中でも使い分けるので、新しい釣りにトライする場合は5~10個程度は揃える必要があります

例えば10個揃えたとなると、全て1,500円だった場合ルアー代だけで15,000円

さらにロストした場合、なくした分を買い足すことで1,500円程度かかってしまいます。

お気に入りのルアーほど使用頻度が高く、その分ロストする機会も多いので、ついつい多めに買ってしまうのは経験者あるあるかと思います。

カラー違い、サイズ違いは当たり前

さらにルアーフィッシングにお金がかかる理由は、カラーやサイズ違いのルアーも集めたくなってしまうこと。

ルアーフィッシングではルアーのアクションの他に、カラーやサイズでも釣果が変わってくることが多いので、筆者もお気に入りのルアーについてはカラー違い、サイズ違いを当たり前のように揃えています。

たとえばサイズ違いを2種類、それぞれに3カラーずつ揃えるとこれで6個なので、新品ならば簡単に1万円程度かかってしまいますね。

このルアーで釣りたい…!というケースも

さらにルアーフィッシングを続けていると、釣れるルアーを使うだけでなく「このルアーで釣りたい」という気持ちが芽生えてしまうもの。

特にビッグベイトと呼ばれる15cm以上の大型ルアーで魚を釣った時の感動は格別で「ルアーで釣りたい!」と思わせるものがあります。

ビッグベイトは一般的なルアーより値段が高い場合が多く、1個5,000円以上するものも珍しくないので、ビッグベイトに手を出すと簡単にお金が飛びます。

また世の中には面白いルアーもありまして、全く魚の外見に寄せる気のないものも。

これだけ魚の見た目に寄せる気のないルアーだと逆に「これで釣ってみたい」という気持ちを掻き立てられるので、いまだ釣果はないのですがいつかこの鉛筆型のルアーで釣ってみたいと考えています。

以上のことからお分かりの通り、ルアーフィッシングを始めるととにかくルアーがいくらあっても足りない状態となり、節約とは程遠い状態に。

きちんと数えたことはないのですが、筆者が現在所有しているルアーだけでも200個以上はあるのではないでしょうか?

このルアーの全てをしっかり使っていれば良いのですが、衝動買いやイメージと違ったものも多く、実際に使っているのは3割ほどというのが悲しいところです。

今回はルアーフィッシングが節約になるのかについて考察してみました。

人によって様々だとは思いますが、筆者の場合は節約という観点だけで言えば恐らくエサ釣りよりも出費がかさむという結果になりそうな気がします。

ただし結果的にお金はかかってしまったものの、筆者はルアーフィッシングに転向したことに全く後悔はしていません。

エサ釣りにはない「ルアーへの思い入れ」というものがあり、購入する時のワクワク感や使い込んだルアーへの愛着などの魅力もあるので、気になる方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか?

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